空蝉

庭のブナの木の枝に残っていた、セミの脱け殻。
「空蝉(うつせみ)」というと、源氏物語なら、源氏の求愛を拒み薄衣を残して去った若き人妻。
歌を詠むなら、所詮は儚い「現世」を表す言葉。
「虚しさ」とか「物悲しさ」を感じさせる言葉なのだけれど、実物の空蝉はというと、ちとグロテスク。
プレデターみたいだすw

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