おかえりマルシオ

よかった探しをするわけじゃあ、決してないけれど
右から左前方へとダイアゴナルランでボールを受ける木暮 とか
浮き球で相手をかわす木暮 とか
ちょっちょいのちょい、とボールキープするマルシオ とか
ああいうのを見ると、本当に嬉しくなる。楽しくなる。
ほんの一瞬のことであっても、血が沸く思いがする。
もちろん、勝って欲しかった。
選手だって勝ちたかったはずだ。
ものっそ悔しいし、頭にもきている。
でも、やっぱりスタジアムに行くのは楽しいんだよね(ぼそ
ちゃきんさんが言うように、これは正しい温泉の入り方の途中なんだ。
前の試合はリードして前半を折り返したけど、今日なんか、ロスタイムまでリードを続けてたわけだ。これはかなりの進歩だ。(をい)
心臓から遠いところから順にお湯をかけて行き、今日あたりは左肩あたりまでお湯をかけた感じだから、きっと、次の京都戦こそは肩までどっぷり熱めのお湯につかれるに違いないんだ!
 ・・・っていうか、今日は、いきなり冷水ぶっかけられたようで、かえって心臓に悪かったけどな(ぼそ
うちらには、打ち出の小槌なんてない。
お金が湧いてくるわけでもないし、親企業から凄腕の人材が派遣されてくるわけでもない。
ちょっとずつ知恵を出して、場合によってはちょっとずつお金も出して、ちょっとずつ力を合わせて、このチームを支えていくしかないんだ。必死になって戦っている選手たちが、このチームを選んでよかったと思ってくれるように、このチームを愛してくれるように。
寝よ。



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