「ふるさと絆交流会」で歌ってきました。

9/15に月岡温泉の泉慶を会場に開かれた「ふるさと絆交流会 in 新発田市」で、新潟混声合唱団として歌を歌ってきました。

新潟県内には、いまなお6,000人をこす避難者の方が暮らしていらっしゃいます。
放射能の影響で帰宅そのものが許されない人、帰りたいけれど福島県内の仮設住宅に入れなくて新潟にいる人、放射能の影響が心配で自主避難してきている人、仕事再開のめどが立たない人・・・。新潟に避難してこられた経過も様々でしょうし、今置かれている状況も、お一人お一人が違った苦労を抱えていらっしゃることと思います。

そういう方たちが、避難先の自治体ごとではなく、避難元の自治体ごとに集まれる広域的な集まりを持とうということで、新潟県内3ヵ所で開かれているのが、この「ふるさと絆交流会」。私たちは、下越地域での集まりに出させていただきました。

泉慶の大広間には300席ほどが用意されていると聞きましたが、会場に行ってみると、ほぼ満席状態。
「南相馬市」「大熊町」「富岡町」・・・もともと住んでらした地域ごとにテーブルが設けられて、それぞれの席では久しぶりに顔を合わせた方々がお互いの近況を知らせあったりしているようでした。

私が参加している「新潟混声合唱団」には、南相馬市から避難してきた男性が、昨年6月から団員として加わっています。
小学生のころから歌を歌っていたそうで、震災と原発事故で新潟に避難してきてからも「歌を歌いたい」と思っていたそうです。ホームページを検索して、うちの合唱団の練習日に訪ねて来て下さり、それ以来、ずっと一緒に歌っています。
その方とのご縁で、今回、この交流会で歌を歌わせていただくことになったのでした。

うちの合唱団は9/22に定期演奏会を控えているので、定演で歌う歌の中から4曲を歌わせていただきました。
最後に「川の流れのように」を全体合唱させていただきました。

私はと言えば、最初のほうの歌詞の「ふりかえれば はるか遠く ふるさとが見える」と歌ったところで胸がいっぱいになってしまいました。
歌っている側がこんなふうになっては、絶対にいけないのです・・・。恥ずかしいことです・・・。
でも、自分の目の前に、こんなにたくさん、ふるさとからはるか遠く離れて暮らさざるを得ない人がいるのだと思うと、たまらない気持ちになりました。

会場では、ご年配の女性の方など、いっしょに声を出して「川の流れのように」を歌ってくださいました。
本当に嬉しかったです。歌を歌っていて、これほど「嬉しい」と思ったことはありませんでした。本当にありがとうございました。

なんの落ち度もないのに、ある日突然住み慣れた町を離れなければならなかった、なんという「理不尽」さ。
単なる自然災害と違って、自分の胸に湧いてくるのは「怒り」です。
自分のできること、常にそれを考えます。
大したことができるわけではないけれど、こうして情報を発信すること、想いを伝えていくことだけは続けていきたいと思います。

と、中学生の日記のようなエントリーになってしまった。

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