Counterize IIの管理画面に訪問者のIPアドレスが出るようにしてみる

WordPressでアクセスカウンタ+アクセス解析用に使用しているCounterize IIというプラグイン。

管理画面から、直近のアクセスログを見ることができるのだが、IPアドレスは表示されない。
管理上、不正あるいは異常なアクセスがあった場合にはIPアドレスを参照したいこともあるので、「最近の訪問者」一覧にIPも表示されるように改造してみた。

いじるのは、counterize.php。

まず、Counterize IIのデータベースに、生のIPアドレスが格納されるようにする。
私のダウンロードしたバージョンだと784行目あたり。
旧:$sql .= “‘” . substr(md5($wpdb->escape($remoteaddr)),1,16) . “‘,”;
新:$sql .= “‘” . $wpdb->escape($remoteaddr) . “‘,”;
旧を新に書き換える。

次に「function counterize_show_history()」という関数。(私のバージョンだと1076行目あたり)
ここに、アクセスログ一覧テーブルの構造が指定してあるので
見出し行:<td scope=”col” style=”width: **%”><strong><?php _e(“IP”,’counterize’); ?></strong></td> 
内容表示行(foreach内):<td scope=”col” width=”**%”><small><?php echo $entry->ip; ?> </small></td>
を<tr>?</tr>内の表示させたい場所に挿入する。

全体として列(<td>)の幅指定が狂ってしまうので、実際に表示される画面を見ながら列幅を指定しなおすとよい。

あまりに頻繁にアクセスがあるので、なんだろうと思って調べてみたら、いろんなbotがブラウザ情報偽ってアクセスしてきてる、っていうのが分かったりしておもしろかったw



モバイル投稿テスト

携帯からブログ投稿できるよう「Ktai Entry」プラグインを導入した。

問題は、携帯からメール投稿した場合に即時にブログに反映するよう、サーバー側のphpを起動させなければならない。
その設定にだいぶ手こずって、時間がかかってしまった。
んがっ!
答えは必ずネット上のどこかに転がっているものだw
今回はKtai Entryをさくらインターネットで活用してみる(正解版)を参照。
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あけましておめでとうございます

遅いよ(笑)

今年もよろしくお願いいたします。

レスポンスの遅さなどもあり、ブログのシステムを入れ替えました。
あちこち調整中なので、不具合があるかもしれません。

バタバタしていますので、これにて。



WordPressカスタマイズ:テーマ(デザイン)

CMSとしてMovable TypeとWordPressの両方を使ってみた経験からすると、ブログデザインの変更はWordPressのほうがずっと簡単なような気がします。最新版のMovable Typeをいじっていないので、きちんとした比較はできないですが、phpのコードがある程度分かる人なら、おそらくWordPressを使った方がカスタマイズしやすいのではないでしょうかね。カスタマイズの自由度も高いように思います。
WordPressのデザインファイルは、「スタイルシート・phpで書かれたテンプレートファイル群・画像ファイル群」からなっていて、それらが一まとめのフォルダに入っています。これを「テーマ」と呼んでいます。
WordPressでのデザイン変更は、こんな手順になります。

  1. WordPressのテーマ配布サイトから、好きなデザインをダウンロードして解凍する。
  2. 解凍したファイルをフォルダごと「wp-content/themes」以下にアップロードする。
  3. Web上でWordPressの管理画面にログインし、を開き、「外観」→「テーマ」を選択する。
  4. themesフォルダにアップロードしてあるテーマが一覧表示されるので、使用したいテーマをクリックして「このテーマを使用する」をクリックする。
  5. 「現在のテーマ」が選択したものに切り替わりますので、「サイトを開く」で実際のブログ画面のデザインが変更されているかどうかを確認する。

無料で使える「テーマ」配布サイトはたくさんあります。
WordPressはしょっちゅうバージョンアップがあるので、使いたい「テーマ」が使用中のWordPressのバージョンに対応しているかどうかの確認が必要です。海外のサイトで配布されている「テーマ」もたいていの場合は日本語に対応していますが、部分的に英語表記が残ったりするので、見た目のデザインの良し悪しだけで選ぶと読者に不親切になることもあるので注意しましょう。
例えばこんなところがあります。

これらはそのまま直ぐに使える「テーマ」ですけど、もし自分でかなりの部分をカスタマイズしたいと思うなら、ベースにはできるだけシンプルで自由度が高い「テーマ」を選ぶ、というのがいいと思います。最近私がよくベースとして使っているのがこちらです。
WSCプロジェクト
こちらで配布されている「WSC5」というテーマを使うと、こんな感じにブログが表示されます。
http://wsc.studiobrain.net/5/
スタイルシートが非常にシンプルなので、カスタマイズする目的の場所が見つけやすく、自分なりのidやclass指定をしやすくなっています。テンプレートの数も少ないので、管理が楽ですし、必要なテンプレートは自分で作成して付け加えていけばいいですので。
現在配布中のものはベータ版ということで、少しずつ改良が加えられているようです。



WordPressカスタマイズ:カスタムテンプレート

日記を書くだけのブログなら、固定したフォーマットの中に次々と記事が現れるという現行方式で問題を感じることは少ないでしょう。
ところが、会社とか団体のHPだと、それだけでは済まない場面がよくあります。
日々更新されるニュース部分は3カラムでいいけれど、会社概要の説明ページなどはページ全面を使いたい、サイドバーは邪魔、などというとき、以前は、ブログ外に別ページを作成してそこにリンクをはる、という方法を採っていました。しかしそれでは、ページの体裁が整わなかったり、デザイン変更時に一括対応できないなど、不便なことが多いのです。
WordPressにはカスタムテンプレートという機能があって、これを使うと「ページ」を作成するときにテンプレートを選択することができるようになります。
たとえばテーマで設定してあるデフォルトの画面が3カラムだとします。カスタムテンプレートとして、2カラムや1カラムを用意しておけば、作成する「ページ」ごとに自由にデザインを変えることができます。
カスタムテンプレートの作り方
とりあえずエディタなどで次のようなファイルを作成します。

<?php
/*
Template Name: custom
*/
?>
<?php get_header(); ?>
<?php get_footer(); ?>

これをcustom.phpという名前で保存して、サーバー上にある現在使用中のテーマのフォルダ内にアップロードします。
管理画面から「テーマ編集」ページを開くと、テンプレートの一覧に「custom Page Template (custom.php)」が追加されているはずです。この画面でテンプレートを自由に編集することができます。
上記の例のままだとヘッダとフッタしか表示されませんので(笑)、ページ内容が出力されるように、<?php get_header(); ?>と<?php get_footer(); ?>の間にコードを書いてやる必要がありますね。その部分は、すでにあるページテンプレートであるpage.phpから必要部分をコピペして改編すれば大丈夫です。<?php get_sidebar(); ?>を削除するとサイドバーが表示されなくなる、とか、いろいろできます。それに応じてカスタムページ用にスタイルシートに記述を追加してやる作業も必要になるかと思います。
ページの投稿(編集)画面を開くと、適用するテンプレートを選択することができるようになっています。
通常は「デフォルトテンプレート」が選択されているので、選択リストから「custom」を選んでページを保存すると、新しい体裁でページを表示することができます。
Template Nameと保存するファイル名を変えれば、いくつでもテンプレートが作成できますので、必要に応じて自由にデザインを切り替えることができます。



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