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音楽・映画・本: 2006年10月アーカイブ

クロウリハムシの写真を見ていて、絵本を思い出した。

てのひら島はどこにある
「てのひら島はどこにある」

子供の頃に読んだ絵本は、たぶん↑とは挿し絵が違うと思う。
(自分の記憶の中にある挿し絵は、どう考えても林静一の絵とは思えない。)

てのひら島に住んでいる、いろんな名前の虫たち。
なき虫のアンアンとシクシク、おこり虫のプン、いたずら虫のクルクル。
その虫の中に、クロハウリムシの顔つきとよく似た虫がいた。いばり虫だったかしらん?


「てのひら島はどこにある」を読んだのは小学生の高学年の頃だったと思う。
家にあったのだったか、図書館で借りてきたのだったか。
虫の絵がかわいかったのと、双子の姉妹が出てくるとこに親しみを感じて(自分も双子なので)、印象に残っている本だった。
ストーリーもおもしろいしね。

大人になってから急にこの絵本のことを思い出したのは、谷山浩子wの「猫の森には帰れない」を聴いたとき。

子供の頃には確かにそこにいた(行ったことがある)はずなのに、大人になったらいつの間にか、そこへの行き方を忘れてしまう。「そこ」というのは、具体的な「場所」であったり、あるいは「その頃の自分」といったようなものであったりするのだが・・・。
それは悲しいことのようであるけれど、本当は「帰れない」ほうがよかったりもする。実際に「そこ」に帰れてしまった場合、自分の中で美化されていた「思い出」と「現実」とのギャップにがっかりさせられることも多いわけで・・・・。

あ、話がそれた。
「てのひら島はどこにある」はある意味それとは逆で、子供の頃いつの間にか遠出をして迷い込んでしまった場所に、大人になって偶然に行き着く。
畑の青いトマトをもいでしまっておじいさんにお仕置きされた場所。そのおじいさんの家に連れていかれてご馳走になったイチゴミルク(イチゴミルコw)。そこで出会った、おじいさんの孫娘のヨシボウ。もう一度行きたい、会いたいと思いながら、子供の頃には探し出せなかった場所。
社会人になり、仕事の関係(水道関係の測量士だったかにゃ?)で出かけた山の中で、その人と出会い、その場所を見つける。ああ、ここがその場所だった!と思い出すときの、その主人公の驚きと喜び。たしか「とうとう見つけた!」と叫ぶんじゃなかったろうか。読んでるほうもね、ああ本当によかった!って思うとですよ。

子供の頃になくした宝物、いくら探しても見つからなかった物を、大人になってからある日偶然見つけた、みたいな。


今でも図書館とかに行けば置いてあるのかな?
大人になってからは読んでいないので、今読むとまた違った印象になるのかもしれません。

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