「Everyday,”Albi”day」はMovable Type 3.5からMovable Type 4.0へ、システムの新規インストールでバージョンアップを行ったが、「Trackback Albirex」については既存環境からのアップグレードという手法で新システムに移行してみた。こちらは3.4から4.0へのバージョンアップになる。
くわしくはヘルプの「既存環境からのアップグレード」を参照のこと。
以下、備忘録として手順を記す。
- 現行ブログのバックアップを作成する。
- サーバー上のMovable Type本体を設置しているディレクトリ(MTディレクトリ)を、まるごとFTPでハードディスクに保存
- サーバー上のブログ公開ディレクトリを、これまたFTPでまるごとハードディスクに保存
- 念のため、ブログの全記事を「エクスポート」でハードディスクに保存
- データベースとして使用しているMySQLのデータを、これも念のためにバックアップ保存
- サーバー上のMTディレクトリ内のファイルを、全て削除する。
- MTディレクトリ下に、Movable Type 4.0の全ファイルをFTPでアップロードする。
- cgiファイルのアクセス権を変更(さくらサーバーなら「705」に)。
- ハードディスクに保存したファイルの中から、「mt-config.cgi」ファイルを再びサーバーにアップロードする(これでこれまでの設定が引き継がれる)。
- これまで利用していた各種プラグインを、プラグインディレクトリにアップロードする。
- ブラウザで「mt.cgi」にアクセスし、ログインする。自動的にアップグレードが始まる。
- 管理画面が表示されたらアップグレード成功(一度でうまくいったよ!)。
- 最新のテンプレートを利用するために、テンプレートのリフレッシュを行う。
- ここでいったんブログ全体を再構築してみる(デザインがデフォルトに変わるので、ちょっとびっくりするw)。
- デザインのカスタマイズをちまちまと行う(実は、ここからがいちばん大変なところ)。
- スタイルキャッチャーを利用して、自分のオリジナルデザインに一番近いスタイルを適用してみる。
- これまでのテンプレートがバックアップされて残っているので、それを参考にしながらデフォルトのテンプレートをカスタマイズしていく
- スタイルシートの変更は、「styles.css」ファイルに直接書き込んでいく(インポートしているスタイルシートファイルを書き換える必要はない)。
- アーカイブテンプレートのマッピングの変更を忘れずに行う(カスタマイズしている場合)。
- 再構築してみる。エラーが起きる場合には、エラー内容のメッセージをよく読んで対策を施す。
- 必要なプラグインがインストールされていないとエラーがおきる
- 古いバージョンからのアップグレードだと、MTタグが古すぎて(?)エラーになることも。タグの仕様が変更になっていないか、新しいタグが活用できないか、調べてみる
とりあえずはこんなところで。
あとはスムーズに稼動してくれることを祈るのみw
MT4.0は、管理画面がとっても使いやすくなっているので、アップグレードのしがいがあります。
3.4以降に搭載された新機能もこれまであまり使っていなかったので、いろいろ活用してみようかと思っちょりますv