先週、家の中が「半分」停電しました(笑)
夜、入浴前に洗面所にいたら
居間にいたオットが
「大変だ、停電だ!」
と。
え?洗面所は電気ついてるし、
バスルームもなんともないんだけど。
行ってみると、たしかにリビングは電気が消えている。
リビングにあるコンセントも全滅で
TVもホットカーペットも点かない。
でもFFのガスファンヒーターは稼働中。
ええ?
2階はというと
階段や南側の部屋は電気が点かないのに
北側のオットの書斎は異常なし。
ええええええ?
ブレーカーも落ちていないし、おかしいよなあ。
と、分電盤を眺めていて、ふと気づく。
二段になっている安全ブレーカーの、上段の系統が全滅してるっぽい。
これは素人の手に負えなそうだな、とあきらめて
とりあえずお風呂に入って、湯たんぽして寝ました(笑)
寝室の電気系統も全滅だったので。
翌朝、「かかりつけ」の電気屋さんに電話をするも留守。
連休だしどこかに出かけてるのかもなあ、でも帰ってくるの待ってられないし。
で、タウンページを引っ張り出しまして、
家からできるだけ近いところの電気工事店さんに電話してみました。
そしたら、なにか別の約束があるらしかったけど
「とりあえず行きますわ」
と20分くらいで駆けつけてくれまして。大変ありがたし!
分電盤のとこをテスターでチェックしてもらって
「ああ、たぶんヒューズがやられてるな」
と。
「これは普通の電気工事店ではなく、東北電力の工事範囲になるんで
電力に電話してください」
とのこと。
自分の頭の中では、分電盤に遮断器があるから昔みたいなヒューズはないはずだし、
なぜその工事を東北電力に頼まなければいけないのか、
ひきつづき「????」だったのですが。
とにかく東北電力の24時間対応の停電関連サービスに電話をしたところ
1時間もしないうちに、ユアテックの作業服を着た工事の人が来てくれました。
で、作業内容を見て納得。
ヒューズというのは家の中にあるのではなくて、
電柱の上のほうの、電気を家に引き込むために分岐してあるところについているものでした。
電線は「単3式」というのになっていて、線が3本合わさったものを家に引き込んでいる。
そのうち1本はアース・残り2本に電圧がかかっていて、100Vでも200Vでも取り出せるようになっている。
普通の家庭だと100Vを使っているんで、2本の線から各々100Vずつ供給してるんですね。
そのうちの1本の線のヒューズが故障していて、1系統分電流が流れなくなっていた。
とつまり、こういうことだったようです。
電柱上の電線ヒューズを新しいものに交換してもらった結果、あっという間に停電解消。
一時は、「工事は連休明けになります」なんて言われたらどうしよう、と思っていたので、
ハイペースで解決できて、本当によかったです。
仕事とはいえ、寒い中電柱に登って工事してくれたユアテックさん、ありがとう。