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天皇杯３回戦 その２
試合後、福田のインタビューが電光掲示板に大写しになった。顔は笑っていない。目指しているのは「当然、天皇杯優勝です」。当然、だと思う。その言葉は決して空虚に聞こえない。現実味のある言葉だと思った。福田の顔は「プライド」に満ちて神々しくも見えた。こんなチームがどうしてＪ２落ちになったんだろう。小野がケガで不在だったから？連敗していた時になぜ切り替えられなかったんだろう・・・。
そして、アルビも、この試合が今季最後の試合となった。そして、レッズ・ベルマーレが参入してくる来季、この戦力のままではＪ１昇格が難しいであろうことがハッキリ分かった試合でもあった。すでにこの試合より前、10人の選手が解雇通告を受けている。フリーキックを決めたリカルド、途中出場したサウロ、ＭＦ水越などなど。プロの世界はきびしい。これからどんな選手を獲得するのか、どんなチーム作りを目指すのか・・・。点を取れるチームにしたい、永井監督はそんなふうに言ってるみたいだ。私が試合を見ていて思うのは、キープ力のあるＭＦと自分で持ち込めるＦＷが欲しい、ということなんだが・・・これは素人考えだけど。
とにかく選手の皆さん、サポーターの皆さん、お疲れさまでした。いろいろ課題の見えたシーズンだったから、来季はもっとがんばりましょう！！Ｊ１目指して！！
前半が終わって引き上げてくるアルビの選手。左から木澤、 高橋、セルジオ。３人ともDF。２点取られ元気なし（泣） セルジオはこのあと、手を振り上げながら何か言っていた。
後半途中に投入されたサウロ。 しかし、足を痛め15分ほどで交替。 最後の試合だったのに・・・
後半に入ってからみると、２階席もずいぶん埋まっていた。 地響きのような応援に圧倒される。リカルドが小野にファウルした時、 「おい！！」とあちこちから怒鳴り声が聞こえてこわかった（笑）