12月11日(土)は、新潟混声のクリスマスコンサートでした。
教会の聖堂をお借りして、賛美歌やクリスマスソング、メサイアから3曲(「ハレルヤ」など)を歌いました。教会で歌われるミサ曲は「合唱の原点」とも言えるものなので、クリスチャンであるなしにかかわらず、「クリコンを楽しみにしている」っていう合唱好きな人がずいぶんいるんですね。たくさんのお客様においでいただきました。
こういう活動してる人なら分かると思うけど、演奏会っていったら、身内だの友達だのに半ば無理やりチケットを買ってもらって(苦笑)、動員かける、っていうパターンが多いじゃないですか。まあ、そういうのもありだけども、今回のクリスマスコンサート、当日券をお買い求めくださって入場した方がけっこういらっしゃいました。どこかでポスターやらチラシをみてコンサートのことをお知りになったのだと思いますが、大変ありがたいことだと思いました。
実は先回の定期演奏会も、プレイガイドで前売り券を買っていただいた方が例年よりかなり多かったのですよね。演目に興味をもたれたのか、ポスターがよかったのか(笑)、理由はいろいろあると思うけど、ちょっとでも聴きに来てくださる方の層が広がっているのだったら嬉しいなあ。
さて。歌のほうですが。
普段はミサが執り行われている場所で歌うのは、やはり気持ちが引き締まります。決して大きな聖堂ではなく、しかもフラットな床でお客様を目の前にして歌う(祭壇は神父様がミサを行う場所なので私たちは上がれません)ので、そういった意味での緊張感もありましたが、空間の「一体感」が感じられる、よいステージになったのではないかと思います。
9月の定期演奏会が終わってから3ヶ月、という短い練習期間。その間に、現指揮者の永澤健先生のお父様であり、新潟混声の「生みの親・育ての親」ともいえる永澤亀(ひさし)先生がお亡くなりになられ、健先生のご心痛は計り知れないものがあったと思います。そんななかでも、本当に熱心にご指導くださいました。
前日練習になってもうまく歌えず、先生はきっとものすごく心配されたと思うんですけど(苦笑)、本番で先生の指揮を見ながら歌っていると、すごく安心できるんですよ。先生が「大丈夫だよ、自信持って」っていう表情で指揮してくださるので、団員もそれで力を引き出されていくような感じがします。
そうそう、カトリック花園教会には、フランス製のパイプオルガンがあります。
新潟県内でも、パイプオルガンがある教会は数少なく、オルガン講座やパイプオルガンの演奏会がこちらの教会で開かれていますね。
今回のクリスマスコンサートでは、うちの団のピアニストさんがパイプオルガンに初挑戦。すばらしいを披露してくれました。
個人的には歌い込み不足がたたって、数箇所トチってしまった( ;∀;)
大反省です。
今度の木曜の練習日に当日の録音を聞いて、反省会をします(`・ω・´)
どんな演奏だったか、自分たちには客観的に分からないので、録音を聞くのが楽しみです。怖くもありますがw
演奏会をずっと聞いてくださっていた教会の神父さんが「とてもすばらしかったです」とおっしゃってたそうなので、きっとよい演奏であったと思いたい!