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中村俊輔
ファンタジスタ・中村俊輔


 日陰に入ってうまく撮れなかった(泣)。
 ポジションはかなり低めの位置。よくメンバーを見たら、上野がいない・・・。今季のマリノスの戦力やポジションを全く把握してなかったんだけど、ナカシュンってこんなに下の位置で使われてるんだっけ??上野がいないからなのかな?
 この日のナカシュンは、服部や山西に阻まれていい動きができなかったみたい。前半なかばくらいから圧倒的にジュビロペースになり、ナカシュンの活躍が見られなかったのは残念。
 マリノスの二人のFW、いったいどこにいるんだか分からないくらい、全く目立ちませんでした。これじゃあスーパークロスも出しどころがなかったよね。



福西は目立っていた

 実は、後半からバックスタンド2階に移動しました。メインスタンドが日陰で結構寒かったのと、2階から見たほうが全体のポジションが見渡せるので。
 2階席は傾斜が急で、ちょっと恐かった(笑)けど、上から見ると、ジュビロのラインのコンパクトさと動きの速さがよっくわかって面白かったです。
 とくに目立ったのがDF福西(中央でボールを持ってる)の上がり。前半1点目を決めたのも福西でした。3バックの一人なんだけど、この時もすでに上がり気味になってます。福西が上がると山西が下がる。山西・服部の堅さが福西の上がりを可能にしてるのかな?
 
福西


ゴール!
さすが、中山隊長

 中山の動き出しの速さとポジショニングの良さも光ってました。藤田とか奥にボールが回ったとたんにバーーっと走り出す。マリノスのDFラインの裏をつく、そのタイミングの良さ。
 全体の押し上げも速いんですよねぇ。この画面だって、マリノスの選手3人(GK川口は別として)なのに、ジュビロの選手が4人映ってるでしょ。中山・高原のスピードだけでなく、そのうしろから上がってくる藤田や西、こうした速くて分厚い攻めがジュビロのいいところなんでしょうね。攻守の切り替えがすごく速いと思いました。
 このシーンは、中山の折り返したボールを西があざやかに決めたところ。後半の得点。



おじさま
ジュビロに得点が入ると、このおじさまが旗を振る

 メインスタンド5列目くらいに陣取っておられた、やや年配の男性2人組。寄せ書きびっしりの日の丸(「名波がんばれ」とか書いてあった)とジュビロのチームフラッグを持っていて、ゴールが決まると最前列までダッシュして旗を振る。そのダッシュのすばやさに脱帽(笑)。
 ブルーのフィールドコート姿もなかなかのお二人連れで、相当通な方たちと見た。もしかして地元では有名なのかな?

怒りの鉄拳
ジュビロに得点が入るとマリノスのマスコットが怒る

 普通、アウェイ・チームに得点が入った場合、よくTV中継でやる「ゴォォ〜〜ル!」というコールはやりません。あれは、ホームチームがゴールをゲットしたときに聞けるもの。ホームとアウェイでは、スタメン選手の紹介だって違うんだぜ。
 で、アウェイであるジュビロに得点が入ると、電光掲示スクリーンにはこんな画面が(↑)。そしてさらに
「FIGHT AGAIN!」という選手への叱咤激励が。
試合終了
 ゲーム終了。3−1でジュビロ快勝。
 中村俊輔のうなだれた姿がちょっと痛々しい・・・。
 ホントはホームチームが勝ったほうが面白いんだけどな。ホームで自分のチームが負けると、すごくがっかりするし、もう応援にきてやらねえぞ!っていう気持ちになったりするんだよね・・・。マリノスサポはそんなことないかもしれないけど、やっぱホームチームには頑張ってほしいよね。

 選手たちは、それぞれサポーター席に挨拶してピッチを後にしました。
 中山は、TVインタビューがあったみたいで、他の選手からはだいぶ遅れて、ひとりでゴール裏のサポーター席の前に走っていきました。これぞジュビロサポ至福の瞬間。サポーター全員で歌う「ゴン・ゴール」にあわせて、中山がゴン・ダンスを披露。サポーターと選手が一体になる瞬間、だよね。うう、楽しそう!
 でも、これも勝てばこそ。勝って味わえる喜びだよな・・・。厳しい。