今日、アパートのエントランスホールでエレベータを待っていました。と、そこに12歳くらいの金髪の男の子がバスケットボールをつきながら歩いてきました。エレベーターの前には私のほかにも2人、女性が立ってましたけど、男の子は私たちの前に割り込んで、入り口に一番近いところに陣取ったのでした。
おいおい、ガキが傍若無人なのは万国共通だな、先に待ってる人がいるんだから後ろで待てっろよ、なーんて思っているうちにエレベーターが1階に下りてきました。
で、扉が開くと。な、な、なんと!!!
その少年は・・・
さっと扉に手をかけて閉まらないようにし、私たち女性3人がエレベーターに乗り終わるのをまって、自分が最後に乗り込んできたんでした。
実にたまげました。こんなにもレディファーストが徹底してるとは。
だって、ホントに、ほんのガキなんですよう(笑)。それが別に背伸びして大人の真似をしてるふうでもなく、とっても自然に振る舞ってるんですもん。こっちが照れちゃうくらいです。
そのほかには、道路での歩行者優先とか、バスでの降りる人優先とか、そういうのはすごく徹底してますね。たとえば、降りる人に気づかずにバスに乗ろうとしようものなら、運転手さんからこっぴどく叱られます(経験あり。泣)。
日本も昔はそうでした。公衆道徳、ってんですか、そういうのを守らないと、他人でも叱ってくれたものです。昔、っていつの頃だろう(爆)。私は田舎育ちだから、なおさらそうだったな。
あ、言っておきますが、レディファーストが公衆道徳だとは思いませんし、自分の主義から言っても下らないものだと思いますよ。しかしね、あんなふうにエスコートされると、かなり気分いいことは確かですねえ(殴)。日本女性がガイジン男性にクラッとくる要因の一つなんじゃないですかね。