「Indiana Daily Student」という大学の学生たちが編集している日刊紙がありまして、free(無料)で新聞スタンドに置いてあるので、英語の勉強も兼ねて読んでいます。
おとといの紙面は、音楽学部のマスターキー紛失を放置してたら2万ドルのバイオリンやオーディオセットが盗難にあった話、そして21歳未満の飲酒問題がトップを飾っていました。
その飲酒問題に絡んで取り上げられていたのが「テールゲートパーティ」です。うちらにはお馴染みの言葉ですね!
今週末は、インディアナ大学アメフト部のホームゲームがあります。ホームゲームがある日を「Homecoming Day」と呼ぶらしく、学生やら同窓生が各地から集まってくるのでスタジアム周辺の道は大混雑するらしいです。フットボールスタジアムは、これまたキャンパス内にありまして、聞いた話では「5万人収容」とか(実際に行ってみましたけど、ビッグスワンより大きい感じはしなかったんですけどね・・・)。
ま、5万人集まったらどんな混雑になるかは、容易に想像着きますよね、アルビサポーターなら(笑)
でもって、スタジアム周辺では当然、盛大にテールゲートパーティが開かれ、ビールをがぶ飲みして泥酔する学生が続出・・・ということらしいのです。
しかしアメリカでは、21歳未満の飲酒は禁じられています。それに本来は、公園や道路など公共の場所での飲酒も禁じられているはず・・・(テールゲートパーティは黙認されているのかな?)。そこで、警察が出動して飲酒を取り締まる、ということらしいのです。警察のコメントは「天気がよくて気温が上がれば飲酒者は増えるだろう」とのことです。ごもっとも。
お酒を買うために運転免許証やら身分証明書を偽造するケースが後を絶たない、と新聞にありました。確かに酒屋さんなどには「Need 2 Photo-IDs」(写真入りの身分証明書が2通以上必要)と大きく書いてあります。たとえば「免許証と学生証」など。わざわざ2種類のIDを提示させてまで年齢を確認するんですかね。
なぜこの国が、これほどまでに「飲酒」に厳しいのか、それはよく分かりません。こうでもしないと国が滅びてしまうかのような、そんな危機感さえ匂わせる厳しさです。宗教的・歴史的な背景があるのはもちろん分かるのですが、それにしても「そんなにしてまで」と思わずにはいられない。ああ、日本人でよかった(苦笑)