異国でアパート暮らしをしていた時には気付かなかったのだが、日本に帰ってきてみてつくづく思う。
家の中にモノが大杉。
「必要最小限のモノで暮らす」というのは、不便なことも勿論多かったけれども、今思えばとても清々しくて潔い。
家を建てて10年も経つと(そう、今年で10年目なのだ。業者が10年点検に来るというので分かったことだが。)、「モノ」がどんどん溜まっていく。不要な「モノ」は押入やら引き出しの奥にしまい込まれ、そのために、頻繁に使う「モノ」ほど収納場所がないまま部屋の中に置きっぱなしにされていく、という悪循環。
とにかく、捨てよう!
何もかも捨ててしまえ!
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さすがに、何もかも、というわけにはいかないけど(苦笑)
とにかく、ここ2週間ほどで、ずいぶん色々なモノを捨てまくった。
というか、なんでこんなものをとっておいたのだろう?というようなシロモノが続出で笑ってしまったわけだ。
たとえば結婚したばかりの頃に買った掃除機やクーラー(ウィンドウタイプのもの)は、新潟でアパート住まいの時にも使っていたもの。壊れたわけではないので、また使うこともあるかと思い捨てずに置いた。今になってみると、家を新築したときに処分してしまえばよかったのだ。
なにせ、いま「モノ」を捨てようとするとお金がかかる。私の住んでる自治体だと、まず専用のゴミ袋(有料)が必要。粗大ゴミの場合には「モノ」に応じた値段の「処理券」をコンビニから買ってきて貼り付けた上で、電話で回収を依頼しなければならない。掃除機なら300円、スキーなら500円・・・。
家電品は市が回収してはくれない(家電リサイクル法の関係)ので、近所の電気店に頼んで処分してもらった。コロナのクーラーだと回収費用はおよそ3,500円。えらい出費だ(;_;)
モノを捨てるのも大変な時代になったのだなあ・・・。
つくづく実感。
それでも、捨てる。まるで何かに取り憑かれたかのように、捨てる。
とにかく、スッキリしたい。
今日もまた、捨てまくろう。
そして休日は・・・草取りだ。