インド小ネタ集2:シャワー

インドではRTDC(Rajasthan Tourism Development Corporation:ラジャスターン州観光開発公社ってところ?)が経営してるホテルに泊まったので、豪華ではないけど値段の割には設備の整った宿のようだった。ツインの部屋で900ルピー程度。単純に日本円に換算すると1泊3000円くらい(1ルピー=3円強)になるのだけど、現地の金銭感覚で言うと8000?10000円くらいに思ってよさそう。建物や調度品は古いけど、部屋は広くて、温水シャワーもあるし空調もある。
バスルームはこんな温水タンクが付いている。電源コード脇のスイッチをオンにして、タンク下の給水と給湯のバルブを開けてやらないとお湯が出ない。例によって、電源スイッチはどっちがオンでどっちがオフなのやら、やってみないと分からないw。バルブの開栓は、ホテルによって右回しだったり左回しだったり、お湯と水では逆方向に回すようになっていたりマチマチなので、その都度試行錯誤することになる。
バスルームにはバスタブはない。これは欧米でも普通(高級ホテルならともかく、バスタブがある方がめずらしい)なので驚かないけど、インドではシャワーカーテンもない。そもそも、シャワーカーテン用のレールもないんだな。だから、このままシャワーを浴びると浴室中が水しぶきで濡れてしまうことになる。
シャワー下の水栓の下には、大きな桶と手桶が置いてある。
おそらくインドの人は、まず大きな桶にお湯を貯め、手桶ですくって体にかけるのだろう。ここは砂漠地帯。水は貴重なはずなので、じゃんじゃんシャワーを使って体を洗ったりはしないに違いない。そう気づいて手桶方式に切り替えたら、なるほどこれは合理的。
郷にいれば郷に従え、ってことですな。



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