ジジイが
「むさんのmsnコラムも泣けた。鼻汁じゅるじゅる。」(汚ねー)
と言っています。
同世代の、サッカー小僧(当時)だった皆さんは、同じような気持ちなんじゃないかな。
私も、む。さんよりさらに一世代上(たぶん)になるので、その妄想っぷりが理解できて、涙が出そう。
だいたい、国立競技場の芝生が冬でもグリーンになったのって、いつからだ?
少なくともJリーグが始まる前は、冬の国立の芝は茶色でした。たぶん姫高麗芝とかティフトンかなんかを使っていたのでは?
国内のサッカーの試合でTV放送されるのは、日本リーグの優勝が決まる時と天皇杯の決勝くらい。あと、高校サッカーの決勝とか?それも茶色い芝生のぐちゃぐちゃしたグランド。観客も身内プラスアルファ?ってな感じだった。
私が中学生の頃、うちの学校は「サッカー部」がまだなくて、運動神経のいい男子はたいてい野球部とかバレー部に所属。そう、バーレーボールが人気あった世代なんだ(「ミュンヘンへの道」w)。
そんななか、「赤き血のイレブン」が好きでサッカーやりたがってた男の子たちが集まって「サッカー愛好会」を創設。思えば、サッカー好きってのもあるし、野球部に入ると5厘刈り(こういう言葉っていまもある?)にさせられるんで、それが嫌なオサレさんたちも結構いたようだったなー。
とにかく、そのサッカー愛好会に入ってる友達が多かったのでいろいろ印象に残ってるんだけど、まず「愛好会」だから公式戦にでれない(中体連とか)。指導してくれる先生もいない。で、初めて隣の中学校のサッカー部と対抗試合した結果が「0?6」(おや?w)
野球部の顧問の先生(社会科の先生だった)から授業中に、「サッカーのスコアとは思えんなあ!www」と傷口に塩を塗りこむようにバカにされて、悔しいけど反論もできずにいた、彼らの顔といったら・・・(遠い目)
たぶんその彼らも、む。さんのコラムみたいに、雑誌の記事だのマンガだのを頼りに、いろんなシーンを「妄想」しながらサッカーへの憧れを強めていたのだろうなあ。
あの頃のサッカー少年たちは、いま、どうしているだろう。
息子がJリーグ入りを目指してる、とか。いや、そういう年代さえ過ぎてるかもw
ベガルタ仙台の勝敗に一喜一憂してるかもしれないし、あるいはもうサッカーなんか興味なくて、すっかり「まーくんファン」になってるかもしれないけど(゚Д゚)ナー
妄想するしかなかった時代から、ジダンやロナウジーニョの真似をしながら育つ時代へ。
ぐはは。いい時代になったものです。
サッカーが好きな人、サッカーが上手な人が、サッカーで飯を食える時代になってきた。
これも、本当に、いい時代になったものです(まだまだとは思うが)。
いい時代になりすぎて、今や身の回りにサッカーの情報が溢れすぎてるほど。
身近にサッカーがある喜びを、うっかりすると忘れてしまいそうなほど。
ということで、久しぶりに、本当に久しぶりに、練見に行ってこようかと思うとります。
身近にトップレベルのプロサッカーチームがある、ということの喜びを感じに!