ロスタイムに同点に追いつかれる・・・
サッカーにおいては、それは本当に「よくあること」なのだ。
そのことをつくづく思わされたのは、まさに「ドーハ」なのだ。
もちろんあれは、結果として日本にとって「悲劇」的なことであったけれど、あれを「悲劇」なんて呼んでいるようでは日本もまだまだなのだ。
サッカーではよくあること。
だからこそ、最後のホイッスルがなるまで、一瞬たりとも気を抜くわけにも、ミスをするわけにもいかないのだ。
あの局面で点を入れられているようでは、ダメなのだ。
オシムの言うような
「人生の悲劇なのですか? 誰も亡くなったわけではありません。」
とはまた違う意味になるけれど、あんなの、悲劇でもなんでもない。
同じ状況で言えばフランスの方がもっと悲惨だったし(苦笑)、あれから何度も、ロスタイムで追いつかれたり逆転されたりするゲームを見てきたじゃないか。
しかし・・・だよ。
ロスタイムじゃないにしろ、すんでのところで3試合とも引き分けって・・・・・・
2?1でサラゴサにリードを許していたマドリのファンニステルロイが同点ゴールを決めたのが88分。
メッシの2ゴールで2?1とリードしていたバルサが、そのほぼ同時刻、エスパニョールのタムードに同点ゴールを決められる・・・。
のこり1節で、首位奪還を目前にしていたバルサ。リーグ優勝をほぼ手中にしかけたバルサ。
それがスルリと、、、手のひらからこぼれ落ちていった瞬間・・・
レアルマドリの試合の実況中にバルサの試合の様子も刻々と入ってきていた。
試合会場内にも、他会場の得点状況がいちいち放送されるので、観客の反応を見ていればだいたいの様子は予測できた。
バルサの試合は録画放送しかないので、とりあえず録画はしてある。
でも、見る勇気がないわ・・・。