今回は初体験!
車椅子席で観戦したよ。
とはいえ、私が車椅子生活になったわけではござらん。
夫がサッカーでふくらはぎの肉離れ。全治3週間と言われ、もうすぐ3週間経つのに、あんまり良くならない。歩けば歩けないこともないが松葉杖が必要な状態で、とても2階ペアシートまで行けそうにない。それでアルビに電話して「松葉杖なんだけど車椅子席を利用することができますか?」と聞いたところ、オッケーだという。
当日は、正面玄関側の駐車場に車を停め、すぐ近くにある車椅子用のエレベーターがある入口に行って、介助者用のシールをもらってエレベーターに乗り3階へ。メインスタンド・ホーム側の車椅子席は、このエレベーターを降りてすぐのところにあるので、ほんのわずかの移動距離で座席に着くことができる。
夫の感想は
「すっごい 楽」
松葉杖もかなり腕に負担がかかるので、長く移動すると疲れるのだ。
駐車場から車椅子用席のスペースまで、動線はかなり短い。トイレもすぐ近くにある。
ということで、行って見れば車椅子スペースはほぼ満員。
病気やけがで一時的に車椅子を使ってる人もいれば、高齢で足腰が弱った方もいるだろう。障害等で長期に車椅子生活を送ってる人もいるだろう。とにかくたくさんの人が、車椅子でアルビの試合を見に来ている。その様子にまずびっくり。
体が思うように動かせない(自分じゃないけど)状態になると、外に出かけるのってホントに大変。
大変なんだけど、やっぱりアルビレックスの試合はどうしても見に行きたい。
そういう人たちがたくさん、たーくさん、いるんだなあ!とあらためて実感した次第。
そして、そういう人たちの願いにこたえるべく、スタジアムの作りもナイス。
これならそんなに負担感なく観戦場所まで移動できるし、ゆったり応援できるものね。
唯一つ、少し大変だったのが帰り。
エレベーターは普通の大きさなのだけれど、車椅子が3台も入るのは無理そう。1回に運べる人数に限りがあるので、エレベーター前はちょっとした行例になっていた。
車椅子仲間(?)の方たちもいるようで、試合の感想をおしゃべりしたりしながらエレベーター待ちの時間を過ごしてるようだったけどね。
とにもかくにも、アルビレックスの試合を楽しみにしてる人たちがこんなにもいるんだ。ということを、しみじみと思った1日でした。アルビが生きがい、とか自分も簡単に口にするけど、本当に命をかけて試合を見に来てるような人もいるんだ、って。
その人たちもみんな、「アイシテル、ニイガタ」を歌っておりました(感涙)