憑かれたようにスタジアムへ

いい加減広島戦でお腹一杯なはずなのに、またまたスタジアムに向かってしまう、かなしい性。
しばらくは中断期間になる、と思うと、見れるだけ見ておこう、みたいなスイッチが入るのかどうか・・・。
  まあ今年は、「中断期間」とは言っても別のお楽しみがありすぎて嬉しいくらいなんですけどね(苦笑)
ということで日曜の昼は、バックスタンドでのんびりお弁当食べながらのレディース観戦となりました。

思ったより陽射しがあって、後半からはメインスタンドに移動。
ちょうど対角線上に移動したような形になったので、前半も後半も、上尾野辺ちゃんがサイドを駆け回る姿ばかり見てきたような気がする・・・
前線があれだけ守備にまわってしまうと、いざマイボールになっても攻め手がありゃしません。
裏にロングボール出すほどのキック力もなく、抜け出すFWもいない。たまに裏に出しても、山郷おねーたまがガッツリ前に出てきて守るしねえ。カウンターつっても、結局パスをつないで攻めざるをえないので、地力の差が歴然とでてしまう感じです。
ベレーザ戦は何とか守りきったけれど、今回はダメでしたなー。
ところで、東北電スのオーロラビジョンは、選手名が漢字で5文字までしか入らないのですね。
「22 上尾野辺」
お名前は 「上尾 野辺」ちゃん。 ではないですよ。
本当は「上尾野辺 めぐみ」なのです。
せめて名前が漢字一文字で「恵」とかなら、「上尾野辺恵」で5文字におさまるんだけど。
んー、残念。
レディースが終わってからいったん家に帰って、仙台vsセレッソをTVで見て、今度はあたふたと市陸へGO!
あたりの駐車場がすでに満杯。市役所の駐車場も「満車」表示だったんだけど、係員のおっちゃんが、ふだん一般車輌を停めない裏側の職員用駐車場所も開放してくれて、なんとか滑り込みセーフ。

メンバー表もらわなかったので、選手もどれが誰やら。
特に浦和はほとんどがユース選手とかだったみたいで、パッと見てわかったのは細貝萌くらいか。
選手交替のときにようやく、平川さんがいたのに気づきましたよw
とにかく心配なのは深井のケガなわけですが、深井がいるといないでは、まったく違った試合展開になることがよーく分かりました。前の方でスペースを作ったり、裏をとったり、とにかくチャンスを作り出す動きが、深井がケガで下がってからほとんどできなくなってしまっていた・・・
深井と交替ではいったのが、小谷礼王(レオ)くんです。
後ろで見ていた人が「アトムだの、レオだの」と言って笑ってたのがツボった。
そして、「上尾野辺めぐみ」選手よりももっと名前の長い「ディビッドソン純マーカス」選手。彼はピッチ上で何をしたいのか、ほとんどわかんなかったなあ・・・
久しぶりの市陸で、元祖ネガティ部部長というか、ネガティ部名誉顧問にしてもいいような、野次おやじと再会しました。
以前市陸でアルビが試合をしてた頃、いつも結構近くの席に座っていて、「走れー」「ボール下げるなー」「ばかやろー」と叫んでいたおっさん。いまだ健在なりorz
おっさんが放つ「ネガティブオーラ」は強力で、終盤になったら、黙ってみていた善男善女たちもだんだんブツブツ試合に文句言い出して(まあ、文句も言いたくなる部分もあるが)、あたり一帯の雰囲気が悪くなってしまったので、帰りはそそくさと帰ってきました。寒かったしね。

【追記】
市陸メインスタンドのお楽しみ
上の席に誰か来てるー。
みんなが見上げるその目線の先には、   内田潤。
「ウッチー!」と皆が手を振ると、ウッチーもにこやかに手を振るwww
それから、その下のVIP席には、千葉ちゃんが。
グレーのセーターの袖を引っぱって指先だけ出し、あごを乗っけて試合を見てる。
ふいんきはまるでジェームス・ディーン。
   すいません。言い過ぎました。
【追記その2】
浦和レディースの監督。そう、くろすけ永井さん。
ハーフパンツ姿で、試合中ベンチに横座りになってる。
まるで、浜茶屋のおっさん風味。
なんか、くつろいでないっすか? 鳴尾監督(!)は立ちっぱなしなのに!
しかし後半メインスタンドに移動して後姿を見ると、後光がさし・・・いや、その。
後頭部あたりにご苦労が滲み出ていらっしゃいました。おつかれさまです。
ビッグスワンで永井監督の姿を最後に見たのはJ2時代、例の、横浜FC戦だったですかね・・・しみじみ。



17節 千葉戦

本間勲は「確変中」「覚醒中」なのか?
夫婦で討論。
「勲って、今シーズン急にうまくなったんだと思う?」
「たぶん、昔からうまかったんだと思うよ」
「でも、最近すごいよね」
「自信がついたんじゃね?」
「ほう」
「昔からあれくらいはできてたんだけど、自分で、それがJ1で通用すると思ってなかったんじゃないかなあ」
「以前は、速くボール動かせ、ボール出せ、っていう感じだったからねえ」
「キープしてみたら、案外ボールを取られない。なんだ、こんなもんか、と。俺もじゅうぶんやれるじゃん、みたいな」
「勲とテラのツーボランチになったばっかりの頃、勲が持ちすぎることがあったけど」
「あれは自信がありすぎな証拠(苦笑)。あのあとの試合では、シンプルに出すべきところはシンプルにやってるから。判断も速くなってきてる」
「なんか、相手のパスコースが見えるらしいよ」
「イメージが湧くんだろうな。天才なのかもしれん」
ということで、本間勲アゲアゲな第17節ジェフ千葉戦。TV観戦で絶叫www
あまりに緊迫した展開なので息抜く暇がない。お互いよくバスをつなぎ、よく走る。
終わってみればシュート数は15対15のイーブン。チャンスはたぶん千葉の方が多かったと思うけど、いい時間帯(決まればいつもそれが「いい時間帯」byハラミロミ)に決めるべき人(うっちーもねw)が決めて、守るべきところを守るべき人がきっつり守っての、勝利。
羽生も、日本代表にふさわしいナイスゴールであった!
勲&千葉ちゃんのボランチが光っているのは、本人たちの力量でもあるけれど、両CBの安定とか、異常に威圧感を増しているエジミウソン&貴章のFWとか、とにかくチーム全体としての力量があがっている結果でもあるんだろう。
「水野がいないジェフ」なんて言う人もいるようだけど、こっちだってシルビーニョがいないんじゃいヽ(`Д´)ノゴルァ!



16節 横浜FC戦

アタマきた。
「貴章、マルシオ、相手DF」で2対1を作り出した場面。
ドリブルであがっていく貴章。
そこから、タイミングはかってマルシオにボール出しさえすれば、あと1点入ったのに。
もちろん、自分で点を決められればそれに越したことはないけど、あの場面ではマルシオに出すのがベストの選択。結局シュートまで持っていけずに敵にボールを奪われてしまったではないか。
前半の3得点は、すべて貴章が絡んだもの。
どれをとっても、貴章がよくがんばっていた。
ファウルで得点が認められなかったヘッディングも、貴章らしい難しい角度からゴールネットを揺らしたものだった。
得点を決めてアピールしたい。
その気持ちは充分に分かるし、見ているほうにも充分すぎるほど伝わってきた。
だけど、点を決めることだけがアピールじゃない。
オシムの目は節穴じゃない。
点を決めたかどうか、それがFWを選ぶ基準になっているわけじゃない。
あの場面でマルシオにボールを出して4点目をアシストできていれば、今日の新聞の見出しは
「矢野、4得点に絡む大活躍!」
だったはずなのに、結局はタイムアップまで使ってもらえず交替させられてしまったじゃないか。
私たちはみんな、貴章が代表に選ばれてほしいと思っている。なんとかして貴章に点を決めてもらいたいとも思っている。それは、貴章が「アルビレックス新潟」というチームのプレーヤーであり、日本代表としてプレーする矢野貴章の姿が、アルビレックス新潟というチームをより高い次元に導いてくれると思うからだ。
チームから代表選手が出ること、それがどんなにすごいことなのか、貴章が代表に選ばれて初めて分かった。貴章が得点すれば「日本代表の矢野が決めた!」の文字がスポーツ紙の見出しになる。ゲームのTV報道も、「残りの3試合は結果だけお伝えします」みたいな扱いから、「代表の矢野選手を擁するアルビレックス新潟は、○○と対戦しました」と映像つきで紹介されるようになる。
注目されることで選手の士気も上がるし、競争意識がうまれればレベルアップもするだろう。若い層の目標にもなるし、新人選手獲得にもいい影響を及ぼすに違いない。
でも、昨日みたいなプレーを見せられると興ざめだ。
もちろん、貴章の高いモチベーションのおかげもあって、3点取ってもなお、点を取りにいこうという積極的なw試合運びにはなったけど、「自分が、自分が」となれば全体のバランスも崩れるし、相手の猛攻を許す結果にもつながってしまう。そして、絶好の追加点のチャンスに、あのプレーだ。
代表23人の絞込みまで、あと2試合ある。
これまで貴章がやってきたようなプレースタイルを続ければ、きっとアピールできるよ。無理やり自分が点を取りにいくことがアピールなんじゃない。何よりも、チームの勝利に貢献してほしい。そういうプレースタイルが評価されたからこそ、これまで代表候補に選ばれてきたんじゃないか。
とにかく、がんばれ、貴章!
=話題は変わって=
それにしも、エジミウソンの怪物ぶりにはおそれいる。
貴章からのパスをゴールに結びつけたプレー。
むやみにボールを取りに行くのでなく、相手DFにうまく体を預けてブロックしながら、キーパーも出てこれないタイミングでのシュート。以前にも同じようなシュートを決めてるのを見てるが、エジミウソンって、こういう体の使い方が本当に上手い。
そして後半に入ってからの「省エネ」っぷりwww
エジミウソンの場合は、あれでいいんだけどねw
トラップ長すぎて「あー、ミスったか?」と思ったら、ものすごいスピードで相手DFより早くボールに追いついたんで、「こういうときのためにエネルギー温存してるんだな」と納得www
土曜日に試合控えているし、要所要所の大事なところで頑張ればよし。
とはいえ、なあ・・・。
エジが極端な省エネ運転に入ってしまったので、貴章が点を取るチャンスもガクッと減ってしまった気もするなあ・・・。その分マルシオが気を遣ってくれたので(違うかw)、勘弁してね。
で、いま4位です。
前回は「暫定4位」でしたが、1ゲーム少ない広島との勝ち点差が4に開いたから、「暫定」を取って「4位」でいいよね。
ここから落ちないで粘ることが大切。ですよぅぅぅぅぅぅぅ。



15節大宮戦

だいたい、イエローカードを「これはこの選手に対する二枚目のカード」だと自覚しないで出している時点で、アウト。
「二枚目のカードを出す=レッドカードを出す=選手退場」という重大な決断を、そうとは気づかず「やってしまった」なんて言うんでは、試合の進行を任される資格がないと思うよ。
松下に2枚目のイエローを出した後、レッドを出さずに離れていこうとした主審を見て、「えっ、もしかして気づいてない?」と驚愕。絶対分かってないでカード出したに違いない。その後、副審に指を出して「2枚目か?」と確認している始末。こんなんじゃ、納得いきません。
もし、松下のプレー自体がイエローカードに値するもの悪質なものだったのかどうかの判断も含めて、まったく納得いかんわ。なんやねん、あんた。
とはいえ、例によって「審判のせいで負けた」なんて言うつもりはないし、そう思ってもいないので。
同点になってどうするかと思ったけど、攻めにいったのね。私としては、それが小気味よかったっす!
千代タンの男前っぷりもw
ワンちゃんブログを読んだら、後泊はなくて、試合後バスで新潟に戻ってきたらしいね。
考えてみれば、水曜に試合があるんだから、時間無駄にできないもんね。
たぶん選手たちも熱い気持ちを、胸に時節に備えていることでしょう。
次に期待だ。慎吾GOGO!w



ぼそぼそぼそ・・・

なんだか夕方から頭がぼーっとするなあ、と思っていたら、熱が出てきたようだ。
風邪かなあ。うまくないぞ。
その、回らない頭であれこれ考えた。
どうにもしっくりこない感情が、頭にへばりついているのだよね・・・。
もし、これが、自分のチームに所属する選手が起こした事件だったら。
そしてその選手が、今所属している自分のチームではないチームに心があるのだったら。
そして、そのチームのサポーターから「帰ってこい」なんて言われていたら。
「お前の居場所はここにあるぞ」みたいに言われていたら。
さぞや頭にくることでしょう。
ふざけんな!って思うことでしょう。
はらわた煮えくりかえる思いをするでしょう。
そう思わん?
彼の才能を惜しみ、彼を励ましたい。
そういう気持ちはすごく分かるけれど。
彼が所属するクラブに与えたダメージは甚大だし、サポーターに与えたショックたるや、計り知れないものがある。どうやってそれを償えるのかは分からないけれど、ともかく彼が反省し、罪を償い、今のチームのサポーターに「戻ってこい」と思ってもらえるようにならない限りはアカンのだと、思う。
では、寝ます。
熱が上がらないといいんだけど。仕事たまってるし。
とほほ。



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