ムラサキシキブの挿し木

植えたわけでもないのにいつの間にか、庭の隅にムラサキシキブが育っている。
どこからか小鳥が種を運んできたのかしらん。
秋になると濃紫色の実を枝いっぱいにつけるので、なかなか風情のある木なのだけれど、いかんせん生えている場所がよくない。生垣の根元のあたりからヒョロリンと、首を伸ばすように枝が広がっている。なんとかもう少し、育ちやすく見栄えもいい場所に植え替えてやりたいのだが、生垣のウバメガシと根が絡み合っているので、掘り起こせないのだ。
せっかくなので、挿し木をして苗を作り、当面は鉢植えで、成長したら庭に植え下ろすことにした。
1.今年伸びた枝を採り、3節くらいずつ切り分ける。
2.バケツにメネデール100倍液を作って、切り分けた枝を1時間くらい漬けておく。
3.挿し床は、市販の「挿し木・挿し芽用の土」を用意。プランターに入れ、あらかじめ湿らせておく。
4.水揚げした挿し木用の枝の下葉を取り、上のほうの葉も半分くらい切り落とす(水分の蒸散防止)。
5.挿し床に割り箸で穴をあけて、枝をそっと挿す。
6.水揚げ用に使ったメネデール100倍液をジョウロに移して、挿し床にたっぷり潅水する。

発根するまで、しばらくは日陰で乾燥しないように管理する。
2週間?1ヶ月経過して葉が落ちなければ、だいたいうまくいっているはず。脇芽が出てくれば、完全にOK。
発根が確認できたら、1本ずつ小さな鉢に植え替えて管理する。
8本挿したので、半分くらいは根付いてくれることを期待汁!
ちなみに、去年の秋(10月初旬)のムラサキシキブはこんなふう。
秋らしい色の実がいい感じに付いていて、和テイストですな。
半日陰でもよく育つので、和風のお庭にはよろしいのではないでしょうか。



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