昨日の新潟日報に載っていた記事
「関心を持つスポーツ、スポーツイベント」で「フィギュアスケートに関心35%」
17項目のうち
プロ野球 47%
高校野球 37%
フィギュアスケート 35%
サッカー日本代表・Jリーグ 29%
サッカーよりフィギュアスケートの方が関心を集めてるのかあ・・・
日本人が関心を持つスポーツというブログ記事によると、この調査は全国2019人を母集団とした面接調査だそうで。
あるスポーツを強化するのに「すそ野を広げて競技人口を増やして強化する」のか、「エリート育成に力を入れる」のか、力点の置き方があると思うのだけれど、フィギュアスケートは完全に「エリート育成」で成功したタイプだと思う。
新潟市内でも「新潟アイスリンク」がなくなって久しいけれど、全国的にもスケート場の閉鎖が相次いでいて、フィギュアスケート人口は決して増えていないんじゃないかと思うのだけれど、スケート連盟のエリート育成システム(「野辺山合宿」など)によって、強化指定された選手は小さいうちから国際経験も積まされ世界トップレベルに育っていく。まさに少数精鋭。世界選手権で金メダル取るような選手を育成することにより、連盟の収入(大会の放映料や広告収入)も増え、さらに選手強化にお金をかけられる。そんな好循環があるような気がする。
オリンピックでメダルを取る、ってやっぱりすごいインパクトで、たとえば男子のバレーボールなんて、私が子供のころはアイドル並みの扱い(「ミュンヘンへの道」w)だったけど、今じゃあリーグ戦もあまり放送されないんじゃ?
やっぱりサッカーもまた、オリンピックでメダル取らないと、ダメなんかなあ・・・
少なくとも準決勝までは行かないとね。
普通の人にとってはワールドカップ<<<オリンピックだからねえ・・・
裾野を広げるのかエリート養成か、っていうのは、個人競技と団体競技の違いもあることだし、双方が刺激しあって伸びていくものだと思うけれど、予算が限られているとした場合に、どちらに力点を置くのがサッカーの場合ふさわしいんでしょうかね。