私がジミー(ジェームス・ディーン)ファンだということは、あまり知られていないかもしれません(笑)。
高校の頃は、サーキュラースカートにサドルシューズなんか履いて50’sスタイルで粋がってたわけですが、まわりの男の子たちはたいてい白いTシャツに真っ赤なスイングトップで、「理由なき反抗」のジムを気取っていたものです。
ところでなんと!私の住んでるブルーミントンから車で2時間半ほど北東に行くと、ジェームス・ディーンが育った町、フェアモントがあります。毎年9月30日(ジミーの命日)の前後にはメモリアル・フェスティバルが開かれて、世界各国からファンが集まるんだそうです。
なんという偶然!なんという幸運!
つーことで、積年の夢(うそ)が叶いまして、日曜日にジミーの故郷フェアモントに行ってきました。
人口3千人ほどの小さな町の真ん中にある「James Dean Gallery」には、学生時代の写真やら小学校のノートやら、自筆の手紙やら油絵やら、「エデンの東」で実際に着てた衣装やら、お宝がザクザク!貴重なビデオクリップが上映されてたり、ジミーが表紙を飾った雑誌やら映画のポスターやらが所狭しと並べられてて、もうウットリして長居してしまいましたさ(笑)
写真集やビデオをお土産に買って、そのあとHistorical museumとかジミーが通っていたフェアモント高校(今は廃校になって建物だけ残ってる)を見て回りました。もちろん、お墓参りもしてきたよ。町からすぐのところに結構大きな墓地がありまして、ジミーは今でもそこに眠っています。墓石は、噂に聞いていたとおり、まわりに削り取られた跡がありました。熱烈なファンが少しずつ削って記念に持ち帰るからだそうな。困ったもんです。
あ、もしこれからフェアモントに行く人がいたら、参考までに一言。James Dean Galleryのドアを開けると、いきなりデカくて黒い犬が駆け寄ってきますのでびっくりしないように(笑)。彼女(?)の名前は「アブラ」(正確には「エイブラ」)と言いまして、とてもおとなしい犬です。名前の由来は、もちろん「エデンの東」から。
インディアナでジミーに会う
Party!
えーっと、今日は我が家でお友達のご家族を招いてミニ・パーティです。
って言っても、チキンを焼いて温野菜を添えて、後はピザをデリバリーで頼んで(苦笑)、ってだけのことなんですが。
夕食に招いたり招かれたり、っていうのがよくあるんですけど、お客様をよぶからといって特別に豪華なものを用意するわけではなく、ごく普通の食事だったりします。招かれる方も、サラダを持っていくとか、デザート用のアイスクリームを買っていくとか、そんな感じです。
日本だと、お客様をお招きするとなると何となくオオゴトになってしまうわけですが(うちだけか?苦笑)、こんなふうに気取らずにやればいいんですよねえ。何と言っても、大勢で飲み食いするって楽しいですからね。
とか言ってるうちに、ちゅきの鍋が食べたくなってきました。爆。
アメリカ
山崎まさよしの新譜って、聞きました?
タイトル見て笑っちゃいましたよ。
「僕と不良と校庭で」
これって、ポール・サイモンの「僕とフリオと校庭で」のもじりですよねえ。
どんな曲なんだろ>山崎まさよし
気になるぞ。
ところでそのサイモン&ガーファンクルなんですが、10月末から年末にかけて全米でコンサートツアーをやります。どうもこれが最後の「再結成」ってことらしく、せっかくアメリカにいることだし、できれば行きたかったんですが、時間と場所が折り合わず無理っぽいです・・・。
子供の頃、初めて買った洋盤シングルが、サイモン&ガーファンクルの「アメリカ」でした。恋人たちがアメリカを探しに旅に出る、っていう歌詞なんだけど、アメリカ人は常に「アメリカとは何か」を自問しながら暮らしているのかと、衝撃を受けた歌でした。
BELIEVE
せっかくNYに行ったので、国連本部を見てきました。
1時間ほどかけて国連内部を見て回るガイドツアーがあるので、それに参加してみたんですけど、安保理の会議室とか総会を開く大会議室なんかにも入れて、興味深かったです。20名ほどのツアー参加者の国籍も、モンゴル・デンマーク・中国・アメリカ国内など様々でした。
兵器削減のコーナーに、広島・長崎の原爆被害のパネルがたくさん展示してあるのには少し驚きました。核兵器は大量破壊兵器の最たる物だし、それが現実に使われた唯一の悲惨な事例が「広島・長崎」なのだから、展示してあって当然と言えば当然なんですけど、アメリカでこういうものを目にするとは思わなかったものですから・・・。
もっとも、国連は、アメリカに在ってもアメリカではない、わけですけども。
ところで。
PENPALSのCDを聞いてると、どうしても「9.11」のテロからアメリカのイラク攻撃、そして現在のイラクの状況のことを考えてしまいます。
「摩天楼も砂漠もないさ・・・」
摩天楼の国が、あきれかえる正義をふりかざして砂漠の国に攻め入って、果たして「PEACE!」と叫べる時代を生み出せるのでしょうか。
ニューヨークに行きました
せっかくアメリカにいるんだからあちこち見ておこう、ということで、4日間ほどニューヨークに行って来ました。
インディアナポリスからニューヨークまでは飛行機で2時間ほど。ふつーに観光旅行だったわけですけど、まあかなりおもしろかったな、いろいろな意味で。
まず度肝を抜かれたのが、運転手の運転の荒さですか(苦笑)
行きは、空港からマンハッタンのホテルまでシャトルバスを使ったんですけど、バスの運転手と後ろから来たタクシーの運転手が運転中に罵り合いになりまして。挙げ句の果てにですよ、片側三車線の道路で、バスの運転手が左に幅寄せしてタクシーを無理矢理止めて、自分もバスを降りて、路上で怒鳴りあいを始めるの。その間シャトルバスは真ん中の車線に止めっぱなし。後ろからはクラクションの嵐で、うちら乗客は呆然・・・。
生き馬の目を抜く、ってのはこういうのを言うんですか?笑。
割り込みもすごいし、一方通行は多いし渋滞はするし。
田舎者にはコワイところですた(苦笑)
地上の交通がそんなふうな感じなので、移動には主に地下鉄を使ったんですけど、こちらはかなり快適でしたけどね。
写真はセントラルパークにある「IMAGINE」の碑。このすぐ近くにダコタアパート(ジョン・レノンとオノ・ヨーコがかつて住んでた高級マンションで、ここの玄関先でジョンが撃たれて亡くなったところ)があります。