ちょっと話は前後しますが、
4/1、宮城県遠田郡美里町(旧小牛田町)北浦駅前の実家に帰省した時の話です。
新潟から古川までは、磐越道~東北道と高速道路のみで行けるので
かなりスムーズに行くことができました。
古川で高速道路を降りて国道に入ると、
メインの通りは補修も進んでいましたが
歩道と車道のあいだでかなり段差があったり、建物の土台が露出していたり。
ちょっと脇道に入ると路面のうねりが激しくて徐行運転が必要なほどでした。
国道108号線に入って北浦方向に向かうと
関根あたりで電柱が傾いているのが見えました。
国道沿いでは目立った家屋の被害は見当たりませんでしたが
北浦駅前は古い家が多く、その辺りでは倒壊したり傾いた家などが見受けられました。
震災後3週間経っていたので、がれきなどはかなり片付けられた後でした。
我が実家の数軒隣で親戚が酒店を営んでいるのですが、
そこで震災当時の話を聞いたところ、
国道の路面がウネウネとうねるのが見えたそうです。
10分くらい揺れていたような気がした、と言ってました。
この国道108号線。
古川から石巻にまっすぐ向かう国道です。
実家の父の話では、震災の翌日(3/12)から、
サイレンを鳴らした他県ナンバーの緊急車両がひっきりなしに東に向かったそうです。
沿岸地域の道路が壊滅状態でしたから、内陸から石巻・三陸方面に向かうには
この国道108号が主要なルートになるだろうとは思っていましたが、
私の想像通りだったようです。
私が帰省した時も
自衛隊の車両や、重機や資材を積んだトラック、電気工事用の車両など
さまざまな他県ナンバーの車がひっきりなしに行き交っていました。