物価

アメリカは食べ物が安いから暮らしやすい、っていう話を聞いていたんですが、あまりその実感はありません。日本と同じくらいのような気がします。
ステーキ用の肉が100gで90円くらいなのは、まあ和牛に比べれば激安なんですけど、清水フードの輸入牛コーナーで買ったってそんなに違わないですよねえ?
卵が1ダース100円ちょっと、これは少し安いかな。アイダホポテトが5ポンド(2.2キロくらい)で150円ほど。これは安いね。そのほかの野菜類とかパンとかは、日本で買うのとほとんど同じくらいの感じです。
日本の食材は高いです(泣)。ミニパック3個入りの水戸納豆が300円くらい。豆腐が一丁250円くらい。
ポカリスウェットがあったんで値段を見ずに買ったら、2L入りのペットボトル1本で700円近くしました。あんまり高いんでビックリしたら「日本から空輸してるから高いんだ」と言われた(笑)。スポーツドリンク、ってあんまり売ってないんですよね、こっちでは。
あ、そうだ!
ガソリンは安いみたいです。リッター40円くらいとか言ってました。セルフなんですけどね、まだやったことないからよく分かりませんけど。



遊んでばかりいるわけではない

ここインディアナ大学の音楽学部は、ジュリアード音楽院に次ぐレベルの高さで有名で、各国から学生がやってくるそうです。
大学内に立派なコンサートホールがあって(席数はりゅうとぴあのホールと同じくらいかな)、15日に学生による交響楽団の演奏会があったので聴きに行きました。もちろん、無料。
演目はムソルグスキー「禿げ山の一夜」とブラームス「1番」。まあ、ポピュラーどころですね。ホルンやトロンボーンなど中間音の金管楽器の音色がすばらしく、学生らしい若々しさもあって、なかなか聴き応えあるコンサートでした。
コンサートマスターは、名前からするとおそらく韓国人の女性。インディアナ大学は韓国からの留学生が多いのですが、そのほとんどがビジネススクールか音楽学部だ、という話です。
フルートでソロを奏でたのは日本人女性でした。その人、遠目に見ると砂かけ美和ちゃんにそっくり!なんだか、懐かしかったよ(笑)。



ブルーミントンは、アメリカの中西部に位置する小さな田舎町です。ただただどこまでも平原が続いている、そんなところ。
とにかく広々していて、高い建物がありません。近所のショッピングセンターなんかも、全て平屋。平屋であることがとても贅沢に思える、なんとも日本人な自分(笑)
街路樹や、家々の庭に生えている木が、とても大きく感じます。



ガキの頃から

今日、アパートのエントランスホールでエレベータを待っていました。と、そこに12歳くらいの金髪の男の子がバスケットボールをつきながら歩いてきました。エレベーターの前には私のほかにも2人、女性が立ってましたけど、男の子は私たちの前に割り込んで、入り口に一番近いところに陣取ったのでした。
おいおい、ガキが傍若無人なのは万国共通だな、先に待ってる人がいるんだから後ろで待てっろよ、なーんて思っているうちにエレベーターが1階に下りてきました。
で、扉が開くと。な、な、なんと!!!
その少年は・・・
さっと扉に手をかけて閉まらないようにし、私たち女性3人がエレベーターに乗り終わるのをまって、自分が最後に乗り込んできたんでした。
実にたまげました。こんなにもレディファーストが徹底してるとは。
だって、ホントに、ほんのガキなんですよう(笑)。それが別に背伸びして大人の真似をしてるふうでもなく、とっても自然に振る舞ってるんですもん。こっちが照れちゃうくらいです。
そのほかには、道路での歩行者優先とか、バスでの降りる人優先とか、そういうのはすごく徹底してますね。たとえば、降りる人に気づかずにバスに乗ろうとしようものなら、運転手さんからこっぴどく叱られます(経験あり。泣)。
日本も昔はそうでした。公衆道徳、ってんですか、そういうのを守らないと、他人でも叱ってくれたものです。昔、っていつの頃だろう(爆)。私は田舎育ちだから、なおさらそうだったな。
あ、言っておきますが、レディファーストが公衆道徳だとは思いませんし、自分の主義から言っても下らないものだと思いますよ。しかしね、あんなふうにエスコートされると、かなり気分いいことは確かですねえ(殴)。日本女性がガイジン男性にクラッとくる要因の一つなんじゃないですかね。



ブルジョワ?

そうそう!
ついに、自分名義の小切手ができあがってきました!
自分名義、っつーか、夫婦共同名義なんですけどね。
小切手を切る、ってなんかかっこいい!(爆)
こっちでは銀行口座自動引き落としなんていう制度はなくて、たとえば電話代とか公共料金は、すべて請求書がきてから小切手を郵送して支払うようになっています。なんて面倒くさいんだろうと思いましたけど、どうも、請求間違いとかが日常的にあるようなので、金額を確認して自分で納得いってから小切手を切る、っていうのは合理的なシステムのような気もします。
銀行のカードも、私の分を発行してもらってきました。一つの口座を二人の名義(ジョイントアカウント)にしておくと、夫婦それぞれにカードが持てます。
私もようやくこれでキャッシュレス社会に突入だ。



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