えと、自動車は知人から安く譲ってもらいました。
アメリカって中古車が高いんですよね。「車検がない」ってことと関係してると思うんですが、オーナー自身が手間と金をかけて車をコンディションを維持しているわけで、それがそのまま中古価格にも跳ね返ってくるからなんですかね。そういえば「家」なんかもそうらしいですもんね。
ということで、選択の余地なく、3000ccのニッサン車に乗ることになりました。
ところが、だ。
今すんごく後悔してるとこなんですが、私は短期で日本に戻るし運転する必要もあるまいと思って、国際免許を取らないでこっちに来ちゃったんですよ。あー馬鹿みたい。運転さえできたら日中こんなに暇にしてることもないのに(笑)
左ハンドル・右側通行の運転は、助手席で見ててもなかなかスリリングです。しかし、マイ・ダーリンもたいしたもので、あっというまに乗りこなしてますねえ。惚れ直したぞ(爆)。
直進してるときはどうってことないんですが、右左折するときには「右側、右側」と呪文のように唱えてます。どうしても右折は大回りになっちゃうみたい・・・。
週末は練習を兼ねて、すこーしだけ遠出をしてみる予定。
そうだ、車の話をしてなかったね。
安く楽しめてシアワセですのん。
10日の夕方、大学前のパブでジャズが聴けるというので、出かけてみました。
頑張れば100人くらいは入れそうなライブスペースがあるパブで、毎週木曜の夕方からジャズ。他にも、めずらしい映画(って、どんなだ)の上映をしたりもするそう。夏休みなので、この日の客は年輩の人が多かったですけど、普段だと学生でごった返して大盛況になるんだそうです。
トランペット奏者(真ん中の黒Tシャツのおじさん)がインディアナ大学音楽学部の教授だそうで、Miles DavisやFreddie Hubbardなんかのナンバーをやってました。
バドワイザー飲んで、コーンチップにサルサソース付けてつまんで、jazzに浸ったひとときでした。
入場料っつーかテーブルチャージがたったの4ドル。あなうれし。軽く食事しても、一人10ドルもあれば十分楽しめそうです。
来週はもちょっと大人数のバンドでカルロス・ジョビンの曲なんかをやるそうなので、また行ってみようと思います。
インディアナでリスに会う
大学の売店で買い物をしたかったので、歩いて行ってみました。
キャンパスのほとんどは芝生と木で覆われていて、緑の中にレンガ造りやライムストーン(この地域特産の石)作りの建物が点在してる、ってかんじです。
シマリスが木の実を食べてました。
ほかにも小さなウサギ(ピーターラビットみたいの)が走ってたり、暗くなってくると蛍があちこちで飛び交っています。
こちらでは「日本人は蛍を見ると大騒ぎする」って笑われてるらしいですけど、確かにそうですよね。蛍って、めったに見なくなりましたもんね。子供の頃は田んぼや川べりに行くと蛍がたくさん飛んでいて、母親に捕まえてもらって帰り、蚊帳の中に放したりしたもんですけど・・・。
追伸:
今日になって聞いてみたら、実際にトルネードがくることはめったにないけど、警報はけっこう出るものなんですって(苦笑)。なんだよー。心配して損したよーー。
インディアナでサイレンを聞く
こちら時間で9日の夜10時過ぎ。早めにシャワーを浴びてビール飲みながらTVを見ていたら、突然画面にTornadoes Warningが出たから2チャンネル(2ちゃんではない)を見るように、っていう字幕が流れました。
インディアナ州は、先週末あたりから北部の方で洪水があったりして荒れ模様の天候だったんですが、私がいるのは州の南部で、午後にThunderstormがあったくらいで済んでいたので、油断してました。
夕方あたりからWatching(注意報)が出てはいたんですけど、まさかWarning(警報)になるとは思ってませんでした。警報っていうのは、すでにその地域に竜巻が発生していて、あなたの住んでいる場所に向かうかもしれない、っていうときに出るものだそうです。
そうこうするうちに、町中にサイレンが・・・(泣)
風は強くなるわ、雨は降るわ、稲光は間断なく闇を照らすわ・・・。雷の音だけでもものすごかったんで、けっこうドキドキだったっす。
ラジオをつけると、「できるだけ低い階に行くように。窓に近寄っては行けない。飛んできたもので怪我しないように部屋の扉を閉めること。クローゼットやトイレなど狭い部屋にいるように。自動車に乗ってる人やモーターハウスに居る人は、すぐ降りてパーマネントな建物に避難するように」とかなんとか、延々と繰り返してます。
一応服を着替えて、懐中電灯を持って、いつでも避難できるように準備しました。
でもって、「窓の近くには行くな」と警告されているのに、外の様子をビデオで撮ってるダーリン・・・。あぶねえよ、おい(苦笑)。
そんな状態が夜11時前まで続きましたが、ラジオで「警報が解除された」という情報が流れまして、ようやく一安心。
こちらに着いたばかりの時、このあたりは「そんなに強い竜巻が起きたことはない」と言われたんですけど、思えば、そんなに強くはなくとも竜巻はくる、ってことなんですね。アパートの「居住者の手引き」にもわざわざ「Tornadoes Warningが出たら」っていう項目があるくらいですから、あなどれないっす。
キャッシュレス社会
よく「アメリカはカード社会」って聞きますけど、このへんのスーパーで買い物をすると結構現金で払ってる人がいます。学生が中心の町だからカードを持ってない人も多いのかな。
日本と違って、アメリカでクレジットカードを持つというのは大変なことのようです。クレジット=信用がないと、カードを持てないってわけで。
にしても、アメリカでは現金が使いにくいです。
第一、お札は額面にかかわらず大きさが均一。印刷も粗末で、パッと見ただけでは何ドル札か見分けがつかん(怒)
コインときたらさらにひどくて(笑)、金額が書いてないんですよ。
25セントはQuarter。ま、1ドルの4分の1ってことですね。
10セントがDime。5セントには一応FIVE CENTSって書いてあるあるんだけど、5セント硬貨の方が10セント硬貨より大きい、という訳の分からなさ。
自動販売機だので使えるコインは大抵25セント硬貨のみ。1セント・5セント・10セント硬貨は日本でいうと1円玉や5円玉みたいなものなので、買い物する時に端数を小銭で払うようにしないと、あっというまに財布がコインだらけになっちゃいます。
スーパーのレジでは、日本よりはずっと簡単にクレジットカードやデビッドカードが使えるような仕組みになってます。レジの計算が終わったら、自分でカードリーダーにカードを通して暗証番号を入力、金額を確認してYESボタンを押すだけ。で、レシートを受け取って、レジのお兄さんから「Have a nice day!」と言われる、と(笑)。
初めてやったときは、カードリーダーに裏表逆にカードを通してしまって「やれやれ」っていう顔をされましたが、何か?