えーと、今朝は納豆ご飯を食べました(爆)
なんか、食べ物の話ばっかりしてるけど、つまりは、そーいうことなんですよ。ダーリンの仕事の都合でこっちに来たわけですが、私としては主婦業以外することがない。15年ぶりですかね、こんな生活は。
日本にいた時は女王様だったのに、こっちに来たらメイドのような生活・・・。しくしく。
んなこともないんだけど、ちょっと退屈になってきたので、どこか冒険にでもでかけようかな。
そうそう。「時差ぼけでフラフラになり、緊張のあまり食事も喉を通らずに1週間で5Kg痩せる」というプランは、全くの計画倒れになりました(笑)。自分が結構タフなんだなあ、ということを自覚した今日この頃。昔はもっとシャイだったのに。顕著にオバサン化してるということでせうか。
それにしても、サッカー見たいよう。
スカパーのキングダムセットで朝から晩までサッカー見てたのに、こっちに来てからみたのはパラグアイvsアメリカの試合だけ。ああーーーー。サッカーー!!
1週間過ぎて
インディアナでゴミを捨てる
アパートの駐車場の隅にこんなコンテナが設置してあって、アパートの住民はいつでも、このコンテナにゴミを捨てることができます。収集日も時間も分別も、なーんにも気にする必要なし。ゴミの回収費用はアパートの家賃に含まれてます。生ゴミだろうがビンだろうが缶だろうが、とにかく捨て放題。なんて楽なんでしょう(苦笑)
アメリカの大量消費文化の末端を垣間見たような気がします。
一応、リサイクル用のコンテナも脇に設置されてるんですけど、分別が推奨されているような気配は全くないですね。
日本でゴミを分別しなれてる身からすると、すんごく違和感があります。
コンテナは、いっぱいになり次第回収業者(?)が回収していくようです。回収後に分別するんでしょうけど、どっちがいいんでしょうね。
インディアナで買い物をする
こっちに来てからずっと、二人一緒に行動してきたんですけど、今日は初めて別行動。ダーリンは山へしば刈りに、私は川へ洗濯に・・・。んなわけない。ダーリンは仕事で大学へ、私はバスに乗って買い物にでかけてみました。
大学構内と周辺のアパート群、ダウンタウンのショッピング街を結ぶバスの循環路線があって、料金は均一75セント。これをうまく乗りこなせるようになると、結構便利みたい。ちょうど今住んでるアパートの前にバス停があるので、さっそく乗ってみました。
まずはバス料金を払うのに小銭が必要なので、アパートの管理オフィスに行ってドル札を25セント硬貨(クォーター、っていうらしい)に両替してもらって、準備OK。バスの中には両替機もないしおつりもくれないシステムなんですって。
で、乗る時にコインを料金箱に入れて、降りたい場所の近くになったら窓のところにあるコードを引っ張ってベルを鳴らして止めてもらう。バス停はかなりたくさんあるので、適当なところで鳴らすと、すぐ止まってくれました。
College Mallというショッピングセンター街で食料品を中心に買い物しました。で、こちらでは有名なオリエンタルフードの店「サラガ」で買ったのがこれ。さすがに納豆があったのには驚きました。冷凍して運んでくるのかな・・・。
あれっ、「ホントは日本にいるんじゃないか疑惑」がますます深まっちゃいました?(笑)
よく見るとドルの値段がついてるでしょ?ね?
インディアナで飯を炊く
アパート暮らしなので、自炊の生活をしています。
車があれば自由に外食にも行けるんだけど。いや、車自体は手に入っているのですが、SSN(社会保険番号)を取得しないと車の名義変更ができず、名義変更しないと自動車保険をかけられず、無保険の車は怖くて運転できず、っていうことなんですね、これが。SSNを取るのに1週間以上はかかりそうなので、しばらくは不自由な生活です。
歩いていける範囲にお店は少ないし、連日30度を超す天候なので長時間歩く気にもなれません。さらに、こちらは、モノが大きいんですよねえ、なんでも。洗剤1個買っただけでも、手に持って歩いては帰ってこれないくらい。ってのはオーバーだけど、まあとにかくそんな感じなのです。
ということで、こちらに着いて最初にオリエンタルフードの店に行って、炊飯器とコシヒカリ系のお米5kg、味噌と「ほんだし」、しょう油を買ってきました。炊飯器は日本から持ってきてもよかったんだけど、電圧が違うので変圧器が必要。大容量の変圧器を買うとなるとかえって高くついてしまうので、こちらで炊飯器を買うことにしたのです。
やはり、多機能のものは見つからず、こんな昔懐かしい雰囲気のものを買うことになりました。米がコシヒカリだから、けっこうおいしく炊けてます。
ここは人口の半分が学生っていう街で、留学生も多いので、色んな国の食材が売られています。アフガニスタン料理だのタイ料理だののお店もあります。アジアンフーズだと専用のお店があって、中国や韓国の食材も手に入ります。日本のものだと、インスタントラーメンやレトルトカレー、お茶漬けのもとなんかがあったので買い置きしました(笑)。
そんなこんなで、日本にいた時よりもマメに料理をしている私です。
インディアナでジャズを聴く
アメリカの大学というのは大抵、日本と比べること自体がバカバカしくなるほど規模が大きいわけですが、とくにここは田舎なので、敷地がだだっぴろいのです。
広いだけでなく、大学構内に様々な施設が点在しています。学生や職員のためのアパートメントあり、ゴルフコースあり、2万人収容のフットボール専用スタジアムあり、バスケットのスタジアムあり、美術館あり、ブロードウェイミュージカルが上演できる劇場あり、コンサートホールあり・・・。そのほとんどが地域の住民にも開放されていて、図書館や美術館などは誰でも自由にはいることができるようになっています。
さらには、施設がある、というだけでなくて、催し物がすごくたくさんあるんですね。7月・8月は夏休み中なので、あまり多くのプログラムはないようなんですけど、たまたま4日(金)の夕方にジャズの演奏会があるから聞きに行かないか、と教授からお誘いがあったので、出かけてみることにしました。
大学構内にある美術館の、屋外テラスにステージが組んであり、並べられたパイプ椅子にはすでにたくさんの人が座っていました。おそらく地元に住んでいる人たちなんでしょうけど、年輩の人が多かったかな。この日に演奏するバンドがデキシーランド系、ってことだったので、聴衆の年齢層が高かったのかもしれません。
バンドはCafe Jazz SocietyというSixtetSextetで、ドラム・ピアノ・コルネット・ベース・アルトサックス・ギター&ボーカルという構成。コルネットの人がバンドリーダーみたいでした。演奏的にはピアノとサックスのソロがなかなか楽しめました。サックスのおじさんはかなりのテクニックだったっすよ。
オープニングが、ガーシュインのLady Be Good。最初から知ってる曲が出たんでウキウキ(笑)。ガーシュインは好きですし。そのほかにも、Love for SaleとかLazy Riverとかスタンダードなナンバーを織り交ぜて、1時間半ほどの演奏でした。
ジャズの魅力の一つがソロパートのアドリブ演奏なんで、やっぱり生で聴くのはいいですね。その場での聴衆との掛け合いによって生まれる雰囲気があるじゃないですか。
そうそう、あのスターダストを作曲したホーギー・カーマイケル。この人は、ここブルーミントンの出身なんだそうです。地元の人にはそれが自慢のひとつらしい。そして、カーマイケルの親戚が大学で教授をしている、ということでした。いやはや、おそるべしブルーミントン。アメリカの奥は深そうです(笑)