ニュース: 2006年10月アーカイブ
全国の高校で卒業に必要な必修科目が教えられていない問題で、必修逃れの学校は26日、全国35都道県で計249校に拡大したことが読売新聞社の調べで分かった。また、大学推薦入試のため、未履修の科目を履修したように内申書を書きかえ、生徒の願書をすでに大学側に提出していた学校が、少なくとも富山、島根などで20校以上あることも判明。履修漏れ問題の波紋が広がっている。
まだまだ広がりそうなこの問題。
高校が「大学進学率を競う予備校化」しちゃってるから起きたことだと思うけど。
私が出た高校はそもそも大学を受験する人が少なかったので(今はどうかしらないけど)、文系・理系の区分さえなかった。受験生向けに多少の補習はしてくれたけど、基本的に大学受験は「自己責任」wってことで、学校側が授業の面で受験体制をとってはいなかった。その分、自由にカリキュラムを組めていたように思う。
物理とか化学は実験が中心で、先生が開発した実験器具を使ってクラス対抗で体力測定したり、すごい楽しかったなあw
生物の時間は、お絵かきタイム!細胞分裂の様子を、1コマずつ先生が黒板に描いていく。それが実に精緻で美しい。自分の絵にうっとりしながら描画に没頭していく先生w それをぼーっと眺める生徒。
物理Ⅱは、どうも普通高校ではやらないような内容をやっていたようだ(実際、大学に行ってから同じ内容の講義を聴いたw)。
極めつけは、全生徒に 数Ⅲ必修。
これは、我が校の数学の先生たちの、それなりの思い入れがあったようだ。
数Ⅲ必修と言っても、全部の単元をやるわけじゃなくて、やるのは「微分・積分」。
「微積分は、数Ⅲまで勉強してこそようやくその全体像が分かる」というのが、私の担任だった数学の先生の持論(?)。
せっかく高校に入って数学を勉強するんだから、せめて微積分とはなんぞや、くらいはマスターして社会に巣立って欲しい、たとえ実生活上は何の役にも立たなくても・・・。そんな理念だったようだ。後日聞いたところによると。
いわゆる「進学校」だと、そんなわけにはいかんのだろうね。
受験コースによってクラス分けされて、受験に必要なカリキュラムを重点に授業をこなしていく。余計なことをしてる時間なんてないんだろうね。
しかしあれだ。世界の歴史だの地理だのをろくに知らない(学ばない)ままに大学に進学して、エリートとして社会に巣立っていくんかいな。なんとも心配なことだべよ、日本の将来にとって。
バスセンター発着の白根線急行バスを新潟駅前発着とする試行運行が始まります。
白根から新潟行きの急行バスが、ようやく新潟駅発着になります。
悲願実現!(大げさw
だって、新潟方面にバスで向かう時って、たいていは駅まで行く時なんだよね。バスセンターで下ろされたって困るっつーの。
たとえば列車で旅行に行くとき。
バスセンターから駅まで、重い荷物持って歩く気がしないから、結局家からタクシー使っちゃう。すごい無駄。駅までのワンコインバスみたいのがでているらしいけど、できれば乗り換えなしでスーッと行きたいもんね。
しかも「バスi」の対象路線になったようだし。
この「バスi」って、携帯でバスの運行状況が分かる、っていうシステムなんだけど、白根線みたいに1時間に1本しかバスがなくて、しかも定時に遅れがちなバス路線では、すごく役に立つと思う。冬場なんか、バス停で20分待ちなんてのがざらにあるからねえ。
あと欲を言えば、せっかく弁天インターができたんだから、白根方面から駅南経由で新潟駅に行く路線があればいいなあ。
古町方面経由して駅に行くのはすごーく遠回りなんだよね。白根→新潟駅→万代→古町みたいな経路になると、利用価値大なんだけどな。
駅周辺の再開発が計画されてるらしいけど、駅の南北の交通がよくならないと難しいかなあ・・・。