サッカー: 2005年10月アーカイブ
この本、3ページ読んで止めちゃった人もいるようだけどw、それはちょっともったいない。
そりゃあ確かに、読みやすい本とは言えない。
翻訳物につきものの、もってまわった言い回し。
それに、現地に住んでいなければ感じ取ることの出来ないような比喩表現の連続。
だけど。
愛するマイチームを持つものなら分かる、共通の思いが随所に書かれていて、たまに開きなおしてみると、引用したいような箇所がたくさん見つかる。一応時系列にはなっているけど、短いエピソードに分かれているので、どこから開いて読み出してもそれなりにおもしろく読めると思う。
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いま共感しているのは、このくだり(長い引用)
ウクライナ戦があったので、こんな本を買ってみた。
今、読んでます。おもろい。
テツイチさんの本は、まだ買ってない。
これを読み終えたら買おうかなと思ってる。
ドゥーガンの本が戦前・戦中、テツイチさんの本は戦後の話ってことになるのだろう。
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ワールドカップ本大会に向けて、いい(?)シミュレーションになったのではないですかね?
超アウェイ。審判も超アウェイ。
一人退場者が出て0-0で引き分けている状態。
これが予選リーグで、これで勝たなければ決勝トーナメントに行けない、という場合だったらどう闘うのか?あるいは、引き分けでもいい、という状況ならどう組み立てるのか?
想定できる中でもかなり厳しいシチュエーションを与えてくれたわけだな、あの主審はw
――今日のウクライナのメンバーでびっくりした選手はいますか?びっくりしたのは、レフェリーだ。
って、あんた(苦笑)
で、この状況で、ジーコの選択は「勝ちにいく」ってことだったと思ってよい?
サントスを下げて村井を入れて、松井も入れてから、よくボールも回るようになっていい形ができていた。
ただほら、この状況で鈴木の1トップにならざるを得なかったわけで・・・。鈴木に代えて大久保を早めに入れてもよかったじゃないかな?
個々には
柳沢よ、シュートを打て。
中田英、中村はやっぱりうまい。
大久保の不敵な笑いw
駒野、サントス両サイドバックはほとんど攻撃に絡めず。茂庭、坪井もいっぱいいっぱいな感じだったので、ビルドアップが難しかったのかも。しかしこの4バックで、ウクライナに与えたのがPKの1点のみだったというのは、すごいことかも(ウクライナのシュートミスに助けられたところもあるけど)