サッカー: 2007年5月アーカイブ
もう、へろへろです。
ここまできて、これですから。
残りあと2試合。自分が勝ち続けても、相手が負けなければ優勝はない。
「得失点差」が反映されない悲しさというか、もどかしさというか。いや、というより潔さというか。
いくら他のチーム相手に「6-0」で勝っても、直接対決で負けてるんだから、しょうがないって言ったらしょうがないわけだ・・・。
現時点で
1位 レアルマドリー(勝ち点72)
2位 バルセロナ(勝ち点72)
3位 セビリア(勝ち点70)
今後の対戦
37節 最終節
レアルマドリー (A)サラゴサ(現在5位) (H)マジョルカ(12位)
バルセロナ (H)エスパニョール(11位) (A)ヒムナスティック(20位)
セビリア (A)マジョルカ(12位) (H)ビジャレアル(7位)
UEFA圏内にいるサラゴサが、ホームでどうレアルマドリーを迎え撃つか・・・
次節が大事なポイントになると思うのだけれど・・・(祈りのポーズ)
イエローカードのリーチをうまく逃れて、途中交代したファンニステルローイ。
かたや、報復行為で一発レッドのロナウジーニョ。累積で次節でれなくなったエトオ。
焦りやもどかしさが出てしまっているのかなあ(ナミダ
それに比べてここ数試合のレアルマドリーは、すごいとしか言いようがない。
優勝にかける気迫が、見ている者に伝わってくるもの。
そして、セビリアだ。
うちらが見たセビリアはすごかったけど、どうりでね。かなわないっすよ、とても。
ああ。なんだか落ち着かない。とほほほほ。
帰宅して御飯の支度をしながら、録画しておいた
アトレチコマドリ-バルサ
レクレアティーボ-レアルマドリ
を連続して観る。
本来の試合順はレアルマドリの方が先なんだけど、どうもそっちを先に見る勇気がなかったのでねえ・・・(苦笑
結果は。
アトレチコ 0-6 バルサ
レクレアティーボ2-3レアルマドリ
どうにもこうにも。
「0-6」って、こういう試合なん?www
アトレチコのキーパーもちょっとアレだと思うたけど、ザンブロッタのミドル、大変よろしい。
メッシ→エトオ→メッシは、ぜひ亜土夢とエジミウソンでやって欲しい!
あ、ザンブロッタのミドルも、ぜひ内田にやって欲しい(または松尾)
エトオの、相手DFより先に足伸ばしてボールに触るシュート、前にエジミウソンがやったことあるよね。
よし、これならうちのチームも「6-0」で勝てそうに思えてきたっ!
で、とりあえず安心して、レアルマドリの試合も観た。
これもまあ!
0-2から2-2に追いつかれて、残り時間はあと5分ほど。
ここからが、凄かった・・・
つーかレアルが攻めに転じることができたのはロスタイムに入ってから。
カウンターから、ベッカムがボールタッチをミスしたかと思いきや、左に出したボールをロベカルがぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!
残り試合、バルサもレアルマドリも勝ち続ければ、このままレアルマドリの優勝になる。
しかし、どちらのチームもめったに負けないだろう。ならば、勝ちを逃せば優勝はない!
すごい緊迫感。
レアルマドリの気迫は、ものすごかった。
ロベカルのゴールのあとの、まるで優勝したかのような喜びようったら。カペッロさん。
残り試合は毎試合が決勝戦だと、ロナウジーニョも言ってるでし。
もう、おばちゃんはドキドキですよ。
ジジイが
「むさんのmsnコラムも泣けた。鼻汁じゅるじゅる。」(汚ねー)
と言っています。
同世代の、サッカー小僧(当時)だった皆さんは、同じような気持ちなんじゃないかな。
私も、む。さんよりさらに一世代上(たぶん)になるので、その妄想っぷりが理解できて、涙が出そう。
だいたい、国立競技場の芝生が冬でもグリーンになったのって、いつからだ?
少なくともJリーグが始まる前は、冬の国立の芝は茶色でした。たぶん姫高麗芝とかティフトンかなんかを使っていたのでは?
国内のサッカーの試合でTV放送されるのは、日本リーグの優勝が決まる時と天皇杯の決勝くらい。あと、高校サッカーの決勝とか?それも茶色い芝生のぐちゃぐちゃしたグランド。観客も身内プラスアルファ?ってな感じだった。
私が中学生の頃、うちの学校は「サッカー部」がまだなくて、運動神経のいい男子はたいてい野球部とかバレー部に所属。そう、バーレーボールが人気あった世代なんだ(「ミュンヘンへの道」w)。
そんななか、「赤き血のイレブン」が好きでサッカーやりたがってた男の子たちが集まって「サッカー愛好会」を創設。思えば、サッカー好きってのもあるし、野球部に入ると5厘刈り(こういう言葉っていまもある?)にさせられるんで、それが嫌なオサレさんたちも結構いたようだったなー。
とにかく、そのサッカー愛好会に入ってる友達が多かったのでいろいろ印象に残ってるんだけど、まず「愛好会」だから公式戦にでれない(中体連とか)。指導してくれる先生もいない。で、初めて隣の中学校のサッカー部と対抗試合した結果が「0-6」(おや?w)
野球部の顧問の先生(社会科の先生だった)から授業中に、「サッカーのスコアとは思えんなあ!www」と傷口に塩を塗りこむようにバカにされて、悔しいけど反論もできずにいた、彼らの顔といったら・・・(遠い目)
たぶんその彼らも、む。さんのコラムみたいに、雑誌の記事だのマンガだのを頼りに、いろんなシーンを「妄想」しながらサッカーへの憧れを強めていたのだろうなあ。
あの頃のサッカー少年たちは、いま、どうしているだろう。
息子がJリーグ入りを目指してる、とか。いや、そういう年代さえ過ぎてるかもw
ベガルタ仙台の勝敗に一喜一憂してるかもしれないし、あるいはもうサッカーなんか興味なくて、すっかり「まーくんファン」になってるかもしれないけど(゚Д゚)ナー
妄想するしかなかった時代から、ジダンやロナウジーニョの真似をしながら育つ時代へ。
ぐはは。いい時代になったものです。
サッカーが好きな人、サッカーが上手な人が、サッカーで飯を食える時代になってきた。
これも、本当に、いい時代になったものです(まだまだとは思うが)。
いい時代になりすぎて、今や身の回りにサッカーの情報が溢れすぎてるほど。
身近にサッカーがある喜びを、うっかりすると忘れてしまいそうなほど。
ということで、久しぶりに、本当に久しぶりに、練見に行ってこようかと思うとります。
身近にトップレベルのプロサッカーチームがある、ということの喜びを感じに!
おととい。サッカー中継のハーフタイムだった。
レアルマドリーの練習風景みたいのが流れている。
ジダンだのラウルだのロベカルだのロナウドだのが、空港内を歩いている。来日風景かな?
あれ?あの選手、マドリーの選手?
なんか、「GOAL!」に出てきたガバンに似てる?
あれ?あれ?ムネスもいる?
と思ってみてたら、なんだ、「GOAL!2」の予告編映像であったよw
テレビを買い換えたので、これまでHDDに録画した映画なんかの映り具合はどんなもんじゃろうかと、先日何気なく見始めたのが、この映画。wowowで放送したときに録画しておいたんさ。
GOAL!
考えてみれば、インドに旅行に行くときに機内上映の映画を字幕なして観たっきり。しかも、切れ切れにw
映画館で上映しているときに観に行かなかったので、最初から最後まで通してみたことがなかったのだな。
試しに見始めただけなのに、結局最後まで観ちゃったよ。
いかにもありがちな、全くもってありがちなサクセス・ストーリーではあるんだけど、サッカーシーンの迫力で、魅せます。
シアラーが、ジェラードが、一緒にプレーしてるじょーーーwww
して、あれだ。
主役のムネスが、初めてセント・ジェームス・パークのピッチに立ったときの、大観衆の声援。あのシーンはもう、本当にゾクゾクする。ビッグスワンのピッチレベルでスタジアムの歓声を聞いたことがある人なら、きっと分かるはず。あれはきっと、選手を虜にするに違いないのよ。選手に魔法をかけちゃうに違いない。
3部作のこの映画、もうすぐ2部がロードショー開始かな?
またまた、ベタなのでしょう。レアルマドリーに移籍するっちゅーシチュエーションからして、もう。
そして第3部でドイツワールドカップに出場するらしいので、、、え?メキシコ代表として出るのか?
なんだかんだ言いつつ、観てしまうのだろうなw
それから、前に見たとき、ニューカッスルの監督役の人が誰かに似てるなあ・・・と思って、なんとなく心に残っていたんだけど、やっと分かった。
エメ・ジャケだ。